はじめまして。堅苦しい、敷居が高いと思われがちな着物の世界を、着付レッスンを通じて身近なものに感じてもらうべく活動している着物ライフナビゲーターの田中千衣子です。
今回は普段からよくご相談をいただく『着物に合わせるバッグがわからない』というお悩みについて、
おすすめのバッグと合わせてご紹介したいと思います。
きちんとした印象にしようと思ったら、着物用のバッグがおすすめですが、
「もっとカジュアルに、楽しい着物姿にしたいなあ」と思っている方には、
和にこだわらず、あえて個性的なバッグを持ってみることをおすすめします。
このバッグは、大きなシルクの花柄モチーフが印象的なプラダのもの。
プラダのバッグは上品かつ大胆なものが多く 実は着物にはとても合わせやすいものが多いんです。
横長のトートバッグなので、たくさん荷物も入ります。
少し大きめのトートバッグを持ったことで、カジュアルでかわいらしい雰囲気になりました。
和装の場合、柄の着物に柄の帯を合わせる『柄オン柄』のコーディネートとなることもありますが、
こんな柄オン柄な個性的な着物にお花のポップさを合わせることで、着物のポップさがより強調されています。
こちらのバッグは かごの周りをすっぽりニットでくるんだノーブランドのもの。
ハンドルにはレザーが使われていて どことなくフォークロアな懐かしい感じがします。
カラフルな紬(つむぎ)の着物にちょっと北欧っぽい柄の帯を合わせたコーディネートにオン。
ともすると 和風のほっこりした印象になりがちな紬の着物に『洋』のテイストがプラスされましたね。
いかがでしょうか。形がすべて同じ着物では、
バッグは自己主張をしたり コーディネートの方向性を決定づける重要アイテムです。
着物専用バッグもとても素敵ですが、
もっと楽しく、もっと自由に着物を楽しむためには、
大好きなお気に入りバッグをあわせてみることから始めてみましょう。
『着物のときこそ バッグに凝るべし!』
セレクトするときのポイントは、持ち手は短めのもの。
縦長より横長のもののほうがバランスがとりやすいですよ。
2014/10/06| TAGS: fashion
きれいのニュース | beauty news tokyo