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ダイエット時に選びがちな「人工甘味料」って、実は身体に悪いの!?

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スーパーやコンビニで食品を購入するとき、多くの方が食品のパッケージに表示されている内容成分をチェックしていると思います。特にダイエット時や体重が気になっているときなどは、その中でも“カロリーオフ”“ゼロカロリー”を謳っている「人工甘味料」の項目をチェックする方も少なくないでしょう。

 

 

事実、先日実施された「食の安心・安全に関する意識調査~人工甘味料編~」という調査によれば、「人工甘味料」の有無を「気にしている」と回答した方は6割以上。

 

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そして「人工甘味料が入っている加工食品や飲料などを選ぶ」は過半数超え。

 

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さらに「人工甘味料」が入っている商品を選ぶ理由の約7割が「カロリーが低いから」。

 

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という結果が出ています。

 

 

しかし一方で『人工甘味料不使用』を謳う“カロリーオフ”や“ゼロカロリー”の食品(例:『サッポロ 極ZERO』『コカコーラ・ライフ』など)も増えつつあります。

 

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【同調査では「人工甘味料」を含む商品を『選ばない』理由として、「不自然な甘さだから」に次いで、「健康面に悪い気がするから」が上位に】

 

この背景には、これまで安全とされてきた成分に対して潜在的に不安を感じている人が増えているという表れかもしれません。

 

 

2014年9月、「人工甘味料」についてイスラエルの研究チームから、

 

「飲料・加工食品等に使われているサッカリンなどの人工甘味料には、代謝に関わる腸内細菌のバランスを崩し血糖値が下がりにくい状態にする作用があり、糖尿病や肥満といった生活習慣病のリスクを高める可能性がある」

 

という研究結果が発表されました(世界的に話題になっていたので、もしかしたらご存知の方も多いと思います)。

 

同調査では、この研究結果について回答者に伝えたところ、研究結果を知らなかった人(調査対象者の6割以上)で、「人工甘味料」が入っている商品を「選ぶ」(「毎回選ぶ」6.4%+「時々選ぶ」37.4%+「特定の食品のみ選ぶ」11.4%)と回答した人のうち、9割以上が今後は「人工甘味料」が『含まない』商品を選ぶと回答しました。

 

 

とは言っても、「人工甘味料」に関してがさまざまな研究がされていて、先述のイスラエルの研究チームが発表したような“危険性”を指摘するものもあれば、“健康には影響ない”というものもあったりと、その見解も色々。「人工甘味料」の健康への影響については、まだはっきりと解明できていない(結論付けできない)というのが実情のようです。

 

しかし、今年4月からは食品の新たな機能性表示制度がスタートし、“科学的根拠があれば”食品の機能性を国の審査なく食品に表示できるようになります。この制度は、健康効果のある食品を選択しやすくなるメリットがある反面、「人工甘味料」のように“科学的根拠”が明確ではないものもあるため、その曖昧さがリスクをもたらすとも指摘されているのです。

 

やはり美容やダイエット、健康維持のためにも、普段から自分が食べる物に対して意識を高め、自発的にいろいろ調べたり勉強したりすることが大切なのですね。

 

 

…「食の安心・安全に関する意識調査~人工甘味料編~」

調査期間:2015 年3 月13 日(金)~15 日(日)
調査方法:インターネット調査
調査対象者:全国の20~60 歳の男女
有効回答数:500 サンプル
実施期間:ヒューマン・データ・ラボラトリ株式会社

 

top image:(c) Kzenon / Dollar Photo Clib


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