“オーガニックコスメ”、“ナチュラルコスメ”、“自然派化粧品”といったワード、みなさんも「自然(天然)由来成分のものなら当然肌にやさしいはず」とコスメを選ぶ際にチェックする項目になっているのではないでしょうか? そんななか発売された『ウソをつく化粧品』という本が、発売前からAmazonスキンケア部門で1位になるなど、話題を呼んでいます。
本の表紙や帯にはあまりにも衝撃的な言葉が並んでいます。
「オーガニック・無添加・敏感肌用コスメにもキケンがいっぱい!」
「しっとり ぷるぷる 美白 浸透 に要注意!」
「誰も知らない人気コスメの裏側」
この本の著者は、美容業界に携わりながら、プロを対象に皮膚や化粧品の知識の普及に努めてきたという小澤貴子さん。
「オーガニックで肌にやさしい化粧品を使っているのに、かぶれます。私の肌が悪いのでしょうか?」
といった声が小澤さんの元には、多く寄せられるようになったそうで、小澤さんによれば、
「どんなにオーガニックであることを謳っても、化粧品の成分として合成された時点で、化学物質になることには変わりはありません。その成分が一体お肌にどう作用するのか、オーガニックであろうとなかろうと、成分の性質を見極める必要があります」
とのこと。たしかに、この本の見出しを見ると衝撃的なワードばかりで「私が使っている化粧品、ホントに大丈夫なの?」と考えさせられてしまいます。。。
とは言え、この本は“脅かす”のが目的ではなく、化粧品に入っている成分がどんな作用をするのかを検証する本なのだそうです。
いま愛用している化粧品のことを自分でよく知るためにも、一度チェックしてみてはいかがでしょう?
発行:フォレスト出版 著者:小澤 貴子
top image:(c) Pogrebkov Evgeny / Dollar Photo Club
2015/03/23| TAGS: beauty
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