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【M·A·C 秋冬メイクトレンド速報】普段のメイクに取り入れたいキーカラー「白」

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先日閉幕した2015秋冬メルセデス・ベンツファッション・ウィーク東京の「ADEAM(アディアム)」のショーでコレクションメイクを手がけたM·A·Cプロチームに密着。キーアーティストのM·A·Cシニアアーティスト・池田ハリス留美子さんに、2015秋冬シーズンの普段のメイクに取り入れたい、最新メイクトレンドについてうかがいました。

 

 


 

 

デザイナーの前田華子氏が手がける「ADEAM(アディアム)」は、2011年秋冬よりスタートした芸術性と機能美を融合した日常のラグジュアリーを提案するブランド。2015年秋冬シーズンは、東京・六本木のミッドタウンホールを会場に、彫刻家・名和晃平氏の作品がインスピレーションソースとなったコレクションが発表されました。

 

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そのエフォートレスなラグジュアリーを提案する「ADEAM」のメイクを担当したのがM·A·Cプロチーム。

 

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【バックステージは緊張感よりも、モデルやスタッフに楽しさと笑顔があふれる空間】

 

そんなバックステージの空気を盛り上げ、メイクチームを率いていたのが、M·A·Cシニアアーティスト・池田ハリス留美子さん。

 

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【M・A・Cシニアアーティスト・池田ハリス留美子さん】

 

 

気になる池田さんが教えてくれた、メイクのポイント、そして2015シーズンの秋冬メイクのトレンドは??

 

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【池田さんが描いた今回のコレクションのメイクイメージ】

 

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【今回のメイクに使用された主なアイテム。(写真左から時計回りに)オーバル 6 ブラシ ¥6,400(税抜)、プロ コンシール アンド コレクト パレット<ライト> ¥4,800(税抜)、スタジオ ネイル ラッカー<サンセット スカイ> ¥1,800、M・A・C プレップ プライム トランスペアレント フィニッシング パウダー ¥3,700(税抜)、#184 デュオ ファイバー ファン ブラシ ¥4,000(税抜)、#205 マスカラ ファン ブラシ ¥2,700(税抜)、クロマライン<ピュア ホワイト> ¥2,900(税抜)、リップ コンディショナー ¥1,500(税抜)】

 

 


 

 

|個性(骨格・肌)を活かすベースづくり

 

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「どこに骨格があって、どこをシェイプにみせるか」、そして「肌のどこをマットにして、どこにシースルー感を出すか」を常に計算して、肌のベースを作っています。

 

ここ最近は、特に前シーズンから「ナチュラルメイク」の傾向が続いていますが、本来の奥から滲み出るような「ナチュラルな抜け感」が2015秋冬シーズンはより追求されていくと思いますね。みなさんも「どこが一番高い部分か」「どこが個性あるポイントか」などご自分の顔をよく知ることで、よりナチュラルな肌のベースを作れると思います。

 

もしご自分では「わからない」という方は、ぜひM·A·Cのショップでご相談ください。このコレクションのメイクを担当した者をはじめ、ベースづくりのご相談を承りますよ(笑)

 

 

|2015秋冬のキーカラーは「白」

 

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2015秋冬シーズンのパリコレでも多く見られたトレンドカラーの「白」を目元に。顔をキャンバスに見立てて、ペイントっぽくメイクを施しました。やはり洋服の素材を活かすように、どこをドレスアップ、ドレスダウンさせるかを計算し、見る側の目線や受ける印象を考えてメイクをしています。

 

今回の目元のメイクに使用したのは、こちらの「クロマライン<ピュア ホワイト>」(フェイス&ボディカラー)です。

 

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【中央の「クロマライン<ピュア ホワイト>」は表参道ヒルズ店でしか購入できない限定アイテムとのこと。これは気になる!】※その他は上写真と同じ製品

 

 

|取り入れるのが難しそうな「白」を、普段のメイクに取り入れるポイント

 

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「白」をメイクに使うとなると“難しいかも”という印象があるかもしれませんので、おすすめの使い方を紹介したいと思います。

 

まず瞳の真ん中の内側から、まつ毛に埋め込むように細くラインを描きます。ポイントは「目尻から気持ちはみ出るくらいまで描く」こと。そうすると「抜け感」が出せ、今っぽい仕上がりになります。

 

また、これだと「少し派手かな?」と感じる方は「インサイドの粘膜にラインを描く」のもおすすめです。ポイントは「目頭からフェードアウトするように描く」こと。そうすると瞳を白く、目元を大きく見せることができ、「シースルー感」のある目元に仕上がります。

 


 

いかがでしたか? このポイントを抑えておけば、2015秋冬シーズンのトレンドメイクが完成しそうです♪ まだまだ秋冬シーズンのメイクとは気が早い感じですが、トップアーティスト直伝のメイクをぜひ試してみてくださいね!!

 

 

text:Hiromi Anzai
大学生の頃、酷い肌荒れを起こしたことをきっかけにコスメに興味を持ち始め、その後、某人気ECサイトで約3年間コスメバイヤーとしても活動。気になるスキンケアやメイクアイテムは片っ端から試すコスメフリーク。

 

photo:Takemi Saito


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