「炭水化物=太る」「糖質はダイエットの敵」そんな風に思い込んで、ダイエット時は炭水化物(特にごはん)を極力食べない、ガマンするという方は少なくないかもしれません。でも最近「発芽玄米ダイエット」や「おにぎりダイエット」が話題になるなど、ごはんの食べ方を工夫するだけで、健康的にやせることができるということも分かってきました。
テレビの料理コーナーへの出演など各種メディアで活躍する管理栄養士・柴田 真希(しばた まき)さんも、ごはんをもりもり食べてヘルシーに痩せることに成功した1人。
【管理栄養士・柴田 真希さん】
柴田さんは著書『私は「炭水化物」を食べてキレイにやせました』で、ご自身の「炭水化物抜きダイエット」を経験を通して感じたストレスや、カラダやお肌に表れた不調について、そして「雑穀ごはん」との出会いによって得られたダイエット効果(便秘や冷え性の改善や美肌効果など)について詳しく書かれています。
柴田さんによると「雑穀ごはん」によるメリットは
①エネルギー(カロリー)は変わらないのに、カラダを燃やしてくれるビタミン・ミネラルが豊富に摂取できる
②食べる量を減らさないので、リバウンドにつながらない
③自然とよく噛んで食べるようになる
の3つなのだそう。
そんな柴田さんが推奨する「雑穀ごはん」を上手に取り入れた5つの食事のルール<美穀ごはんプログラム>がこちら。
1. ごはんを「雑穀ごはん」にしましょう
白米だけの白いごはんは、代謝の悪い“燃えないごはん”です。ビタミンやミネラルが豊富な雑穀を加えて“燃えるごはん”にしましょう。
2. ごはんとおかずの割合は6:4にしましょう
おかずのとり過ぎが、じつは脂質や塩分のとり過ぎの原因になっています。食事の6割を雑穀ごはんにして、エネルギーをきちんと燃やし、必要なだけのおかずをとるようにすれば、余分な脂質や塩分は自然に減っていきます。
3. 朝ごはんを食べましょう
朝食を摂らない人は、ライフスタイルが乱れている可能性があります。朝ごはんを食べて生活を整えましょう。雑穀ごはんと、具だくさんのみそ汁やスープを基本とした朝食をとることで体温が上がり、顔色もよくなり、仕事の効率もアップします。
4. よく噛んで食べましょう
かむことには、たくさんの大切な要素が詰まっています。脳に“満足サイン”を送って食べ過ぎを防いでくれますし、表情筋のエクササイズにもなります。ごはんを雑穀ごはんにすれば、噛む回数を数えたりしなくても、自然によく噛むことができます。
5. 食事を楽しみましょう
食べることは、太ることでも、悪いことでもありません。あなたのカラダを作り、キレイにしてくれるのは、あなたが食べるものです。五感のすべてを使って味、彩り、香り、音、食感を楽しみ、「おいしいな」と感じながら食事をしましょう。
5つのルールを読むと、いますぐにでも実践できそうなイメージが湧いてきませんか?
柴田さんの著書にはその他にも、太らない満腹おむすびや、むくみ改善スープ、デトックス効果抜群の作り置きおかずなど、乱れた食生活をリセットするおいしいレシピも収録されています。ぜひ参考にして、健康的な美を育むダイエットに取り組んでみてはいかが??
著者:柴田 真希 発行:世界文化社 定価:¥1,200(税抜)
2015/04/29| TAGS: beauty
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