ランキングで1位となった『Masa』のメニューは“おまかせ”のみとのことで、日本から空輸された新鮮な魚介や近江牛などを楽しめる、ニューヨーカーも憧れのレストランなのだそうです。「アメリカで一番高価」と言われる理由もなんとなく想像できますよね?!
【『Masa』トロキャビアロール】
【『Masa』トリュフ寿司】
【『Tetsu』和牛 ヒレステーキ】
そしてこのたび、世界中のセレブシェフが集うグルメイベント「VEGAS UNCORK’D(べガス・アンコルクド)」の会場にて、ラスベガスでも『Bar Masa』、『Tetsu』と2店舗のレストランを経営する高山雅氏さんに特別にインタビューさせていただきました。
—ラスベガスという街の魅力を教えてください。
日本から見ると”カジノ”のイメージが強いかもしれませんが、決してそんなことはありません。むしろここ数年で音楽や演劇をはじめ、あらゆるエンターテイメントを満喫できるリゾート都市へと成長していると思います。
このエンターテイメントの分野には、もちろん「グルメ(食)」も含まれていて、世界のあらゆる有名シェフたちの料理を楽しむことができます。ですから“食のメッカ”へと成長していくポテンシャルがこの街には備わっていると思っています。
(c)Akihiro Itagaki
—いま世界から注目が高まる日本料理が今後より発展するための必要な条件を教えてください。
日本料理そのものだけではなく、アメリカをはじめ世界中の料理人からは、日本料理特有の調理方法や食材などへの関心が高まっていることを日々実感しています。だからこそ、日本の食材をアメリカやヨーロッパにもっと流通させることが、日本料理の世界的評価をより高めていく1つの方法だと考えています。
実際のところ、私自身も新鮮な日本の食材を調達することに一番労力がかかりますし、アメリカやヨーロッパの料理人からは「日本の食材を使ってみたい」という声をよく聞きます。これは私1人の努力で解決できることではなく、日本の政府と各国の政府との関係になるでしょうから簡単なことではないかもしれませんが、日本料理に対する世界からの評価を今後より高めていくためには絶対必要なことだと感じています。
—今後、どのような展開を予定されていますか?
先日ニューヨークに「Kappo Masa」という割烹料理のレストランをオープンしたところです。こちらのお店も大変好評をいただいているようでうれしい限りです。
そして今年の12月にはニューヨークのトライベッカ地区に「Tetsu」というレストランのオープンを予定していて、現在準備しているところです。このレストランは地上1階・地下1階の2フロアの構成となる予定で、日本の古典的な「炉端焼き」を現代風にアレンジして提供したいと考えています。
日本料理の発展のために精力的に活動する高山雅氏さんの心意気を強く感じられる言葉の数々は本当に貴重なものばかりでした。
みなさんもニューヨークやラスベガスを訪れるときは、チャンスがあったらぜひ高山雅氏さんのレストランを訪れてみてください。日本料理に向ける世界中のリスペクトを肌で直接感じることができますよ!!
★高山雅氏さんが展開するレストラン★
|Masa
10 Columbus Circle
Time Warner Center, 4th Floor
New York, NY 10019
http://www.masanyc.com/
|Bar Masa(NYC)
10 Columbus Circle
Time Warner Center, 4th Floor
New York, NY 10019
http://www.barmasanyc.com/
|Kappo Masa
976 Madison Avenue
New York, NY 10075
http://www.kappomasanyc.com/
|Bar Masa (Las Vegas)
Aria Resort & Casino
3730 Las Vegas Blvd.
South
Las Vegas, NV 89149
http://www.aria.com/dining/restaurants/barmasa
|Tetsu (Las Vegas)
Aria Resort & Casino
3730 Las Vegas Blvd.
South
Las Vegas, NV 89149
http://www.aria.com/dining/restaurants/tetsu
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2015/05/29| TAGS: lifestyle
ラスベガス
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