紫外線も強くなり、日焼け対策を始めた人も多いのではないでしょうか。真夏の暑い日差しの下でも透き通るような美白肌を保てたら自信が持てますよね。美肌づくりに効果的なポリフェノールは、身の周りにたくさんありますが、体に良さそうだけど、いまいち効果がわからない人も多いのではないでしょうか? そこで今日は、ポリフェノールについてご紹介したいと思います。
■ポリフェノールとは?
ポリフェノールというと「赤ワイン」に入っていることはご存知だと思いますが、実は5,000種以上のポリフェノールが存在します。ポリフェノールは、多くの植物が光合成をする際に作られる色素や苦み、渋み、アクの成分のことで、その働きは美肌にとって嬉しい効果がたくさん含まれています。
■ポリフェノールの美肌効果
(1)抗酸化作用
抗酸化作用とは、体内の活性酸素を除去してくれる働きのこと。活性酸素はニキビやシミ、お肌の老化の原因といわれています。ストレスや紫外線は活性酸素を増やすもと。これからの季節は積極的に摂りたい作用です。
(2)抗菌作用
ニキビや肌荒れは菌によるもの。ポリフェノールの抗菌作用は肌荒れしにくい状態を作ってくれます。
(3)美白効果
ポリフェノールの一種「エラグ酸」には、メラニンの生成を抑える働きが。シミ・ソバカスを抑制する効果があります。
■ポリフェノールが含まれる食品
(1)アントシアニン
コラーゲン生成促進効果があり、ビタミンCと摂ると美肌の維持に。赤ワイン、ブルーベリー、ナスなどに含まれています。
(2)エラグ酸
シミ・ソバカスを抑制するエラグ酸は、イチゴ、ラズベリー、ザクロ、ナッツ類などに多く含まれています。
(3)ケルセチン
ビタミンCの吸収を助け、皮膚のバリア機能を高める効果も。レタスやブロッコリー、タマネギなどに含まれています。
(4)ルチン
シミやしわ、たるみの抑制に効果があります。蕎麦、ナス、アスパラガス、ホウレンソウなどに多く含まれます。
(5)タンニン
シミの原因であるメラニン色素の沈着を防いでくれます。赤ワイン、緑茶、紅茶、ウーロン茶、コーヒーなど、手軽に摂りやすい飲み物に含まれています。
ポリフェノールの摂取量は足りていないといわれています。残念ながら、効果が3~4時間しか持続しないため、体内に蓄積することもできません。食事のほか、ポリフェノールが含まれる飲料を上手に利用して、美肌づくりに役立ててくださいね。
text:GODMake Press編集部
2015/05/22| TAGS: beauty
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