現在、世界ランキング1位に君臨するテニス選手、ジョコビッチ。そんな彼にも“1つの試合に勝ったら次は体調を崩して負ける、、、”ということを繰り返して低迷した時期がありました。そこをイッキにブレークスルーしたきっかけは、“たった1つのものを食事から抜いただけ”だったそうです。
そして、その抜いたものが『グルテン』であることが、「ジョコビッチの生まれ変わる食事」(2015年3月21日発売)という本に書かれています。
出典:三五館
私の無駄な体重を落とし、集中力を高め、生まれてこのかた最高の健康状態を作り出してくれたのは、新しいラケットでも、新しい練習でも、新しいコーチでも、新しいスタイルのサーブでもなかった。それは新しい食事だった。私の人生が大きく変わったのは,体に合った正しい食事を始め、体が求めるとおりに従ったからだ。
引用:「ジョコビッチの生まれ変わる食事」より
お米の国の日本人には、「グルテンフリー」というのは、まだ一般的なコトバではありませんが、アメリカに住む私の友人は以前からよく、フェイスブックに投稿していました。
グルテンとは、小麦などの穀物から生成されるタンパク質のこと。パンやうどんのもちもち感の素です。ジョコビッチはこのグルテンに対してアレルギーがあったため、これを除いた食事に変えたただけで、人生そのものが変わってしまったといいます。
私が一番驚かされたのは、わずかな変化なのに、もたらす結果が劇的だったということだった。新しい食事にしてから最初の3か月で、体重は82キロから78キロまで落ちた。家族と友人がやせすぎではないかと心配するほどだった。だが体のキレがよくなり、神経はさらに研ぎ澄まされ、かつてないほど活力がみなぎるようになっていた。
引用:「ジョコビッチの生まれ変わる食事」より
私の周りの知人は、もともと「低炭水化物志向」。その中でも特に小麦は極力少なく。。。という意識の方が多いのですが、その中のひとりがこの本を読んで、グルテンフリーダイエットをやってみたところ・・。2週間ぶりに彼女と会ったときにみなが言ったのは、「肌がキレイ!」(白いというより、透明になった印象でしょうか…)。
彼女はおそらくグルテンアレルギー持ちではなさそうなので、ジョコビッチのように劇的に思考が明確になった。。。というほどの、驚愕の変化ではないようですが「刻々とお腹周りの脂肪が落ちている」とのことでした。
ボディメイク系の業界ではもともと、小麦はできるだけ摂らないほうがいいといわれています。特に夏バテは、小麦中心の食事がもたらす症状。そして小麦食品というと、ケーキ、クッキー、パンなどですが、これらのほどんどのものは砂糖、バター(マーガリン)とセットです。
そうすると肌の糖化老化や、血糖値の乱上下の繰り返しによる、メンタル面での影響もよく言われています。
といいつつ、あまり神経質になるのでは「食」という人生での楽しみがなくなってしまいます。たとえばお友達とのお食事などでは、楽しく気持ちよくメニューを選びたいもの。
ですから日常の食事のときに
・小麦食品が続かないようにする(ランチはパスタ、夜はうどんなど続けない)
・今日のランチがパンだったら次の日のランチはお米にする
など、食事方法を少し工夫してみることからスタートしてみてください。
自分がどんなときに何を食べているのか、、ということを意識してみるだけでもカラダは変わります。なんでもとびつくのではなく、しかしジョコビッチが言っているように、むやみに否定したり、自分の考えを人に押しつけるのではなく、オープンマインドで美ボディづくりをしたいものです★
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text:Midori Narumiya
南青山の女性専用フィットネス「Studio-e(スタジオイー)」を主宰する美活ライフクリエーター。ピラティス・マスターストレッチ・ファスティング・筋トレなどのエキスパート。
http://www.studio-emotional.com/
2015/07/28| TAGS: lifestyle
Midori_Narumiya
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