dietダイエット

睡眠時間が短い人ほど太りやすい?! やせ体質を叶える「理想の睡眠時間」って?

Twitter
LINEで送る

「グッスリ」の語呂合わせから「秋の睡眠の日」とされる9月3日。しかし、睡眠不足や不眠、昼間の眠気など、いま多くの方が睡眠に“悩み”を抱えていると言われています(厚労省の調査では5人に1人が「睡眠をよくとれていない」と回答)。また「睡眠不足や生活習慣の乱れは太る原因」とも言われていますが、みなさんいかがでしょうか?

 

このたびドコモ・ヘルスケアが「ムーヴバンド(R)2」(着用するだけで 歩数・移動距離・消費カロリー・睡眠時間・睡眠状態が計測できる活動量計)利用者の睡眠時間とBMI値に相関があるか調査したところ、実に驚くべき結果が出たそうです。

 

diet_sleep_01

【10代~80代の男女約1,600人の「ムーヴバンド(R)2」に蓄積された入眠時間および起床時間から算出した睡眠時間と身長・体重データから算出したBMI値に基づき傾向を分析】

 

このグラフから分かる通り、男性の場合「平均6時間以上8時間未満」、 女性の場合「平均7時間以上8時間未満」の睡眠時間を取っている人のBMI値が最も低く、さらに男女ともに 前述の睡眠時間より短い睡眠時間の人はBMI値がより高く“ 肥満傾向”にあったのです。

 

つまり「睡眠時間が短いと太りやすい」、そして「睡眠時間の確保(男性なら6〜8時間、女性なら7〜8時間)が体型維持のためにも必要」ということがわかります。

 

 

また、深く質の良い睡眠をするために重要とされているのが、脳内で分泌されると眠くなる睡眠ホルモン「メラトニン」です。「メラトニン」を夜に働かせいい睡眠を得るためには、朝はきちんと起きて日光を浴び、日中はしっかりと活動し、夜は暗くして横になって休むといった、きちんとした生活習慣が大事と言われています。

 

 

《簡単にできる「眠りスイッチ」を入れる方法》

 

(1)部屋を真っ暗にせず、適度な明りを付けておく(フットライトなど)

 

(2)適度な音楽をかける(知っている音楽よりも知らない音楽の方が耳触りがよく眠りに落ちやすい)

 

(3)コーヒーの香りを嗅ぐ(脳にα波が出てリラックス状態になる)

 

 

なお(3)について補足をすると、コーヒーを“飲む”ではなく「コーヒーの香りを嗅ぐ」のがポイントです。コーヒーには覚醒作用のあるカフェインが含まれていて就寝前に飲むことで入眠の妨げになってしまうので、どうしてもコーヒーを飲みたいという方は、カフェインの入っていない「カフェインレスコーヒー」がおすすめです。

 

diet_sleep_02

 

涼しくなってきて過ごしやすく睡眠にも快適なこの時季だからこそ、そしてやせ体質を叶えるためにも、改めて睡眠時間について見直してみてはいかがでしょう??


border