間もなくクリスマス。パーティーに欠かせない物の一つがクリスマスケーキですが、スポンジと生クリームの組み合わせは、残念ながら「太りやすい組み合わせ」というのは、みなさんも薄々感じていると思います。
そこで今回はケーキが太りやすいとされる理由と、逆に“太りにくい”と言われるケーキを5つ紹介します。
|ケーキはやっぱり“太りやすい”??
スポンジと生クリームでできているケーキは、主に「小麦粉+砂糖+脂肪分」が成分です。
例えばショートケーキ。スポンジ部分は、主に小麦粉、卵、砂糖、バター(またはマーガリン、ショートニングなど)が材料です。しかも小麦粉と同量ほどの砂糖を使用します。炭水化物である小麦粉に、吸収の早い炭水化物の砂糖を加えるのですから、カロリーが高くなるのは当然のこと、さらに血糖値も急上昇します。また、脂肪分であるバター(またはマーガリン、ショートニングなど)もある程度の量が使用されています。そしてホイップクリームは牛乳の乳脂肪を原料とする生クリームと砂糖を合わせ泡立てたもの。
つまり、スポンジ部分は「炭水化物+炭水化物(+脂肪)」の組み合わせ、ホイップクリームは「脂肪+炭水化物」の組み合わせと、いずれも“太りやすい”のは明白。食べた分だけ脂肪として蓄えられやすいということになります。
|“太りにくい”と言われるケーキ5選
ケーキの王道であるスポンジと生クリームの組み合わせは、上述のように“太りやすい”のは明らかです。逆に言えば、なるべく生クリームやバター等が多く使われていないケーキが“太りにくい”のです。ということで、ダイエット目線でオススメのケーキを5つ紹介します。
■タルト
タルトには生クリームではなく、卵と牛乳から作られるカスタードクリームが使われていますので、栄養的にはその分脂肪が少なくタンパク質が多くなります。フルーツがたっぷりとトッピングされたタルトならビタミンやミネラル、食物繊維も摂れますので、ケーキの中では栄養的に優秀と言えます。
■シフォンケーキ
フワフワで見た目ボリューム感ありますが、その理由は空気を多く含んでいるため。生地には油脂分がそれほど多く使われておらず、卵が多めなのが特徴です。ホイップクリームを添える代わりにフルーツを使用すると、よりヘルシーに食べられます。
■チーズケーキ
チーズケーキはクリームチーズがメインに使われ、小麦粉の量はほかのケーキよりもかなり少ないです。クリームチーズの脂肪分は決して低くはありませんが、炭水化物の面においてはほかのケーキよりも控えめです。
●ティラミス
チーズケーキのように、使用される小麦粉が少なくマスカルポーネチーズが主体なので、スポンジケーキよりも炭水化物の量はずっと少ないです。
●シュトーレン
ドイツのクリスマスケーキ「シュトーレン」の生地にはドライフルーツやナッツが練りこまれていて、ケーキというよりはどちらかというとパンのようなもの。デコレーションケーキよりもはるかに低カロリーですし、ドライフルーツとナッツから食物繊維やビタミン・ミネラルも摂れます。
ただし、5つともケーキですから“カロリーが高め”なのは当然です。食べる量は“適量”にしておきましょう♪
年に一度のイベントなので“カロリー度外視”で楽しむのも良いけれど、年末年始はごちそうをいただく機会も増えます。年明け後悔しないためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね。
参照:クリスマス目前に知っておきたい!太らないケーキの食べ方・選び方
2015/12/21| TAGS: lifestyle
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