東京、ニューヨーク、パリと並んでイタリア・ミラノはファッショントレンドの発信地。数々の有名ブランドのブティックをはじめ、街を散策しながらショーウィンドウを見て歩くだけでも飽きることはありません。また、今年初めてスタバが進出したり、来年にはユニクロも進出を控えていたりと、これからもさらに世界から注目集まる都市の1つでもあります。
▲今年イタリア初進出した「Starbucks Reserve Roastery Milano」
一般的に日本の旅行会社のツアーとなると、イタリアはローマやフィレンチェ、ヴェネチアなどの観光が中心で、観光名所が少ないと言われるミラノは滞在しても1〜2日程度のことが多いようですが、それではもったいない程の魅力を備えた街。
そんなイタリア・ミラノを満喫するための観光の基本をチェックしてみましょう。
|ミラノの交通事情をチェック
ミラノの最寄りの空港はマルペンサ空港。日本からの直行便だと約12〜13時間のフライトで到着します。このマルペンサ空港からはミラノの中心地への移動は電車が最も便利。空港の案内表示に従って進むと、電車のチケットの自動券売機があります。
現金はもちろんクレジットカードでの購入も可能です。ミラノの中心「ミラノ中央駅(Stazione Centrale di Milano)」までの運賃は€13。チケットを購入したら、各ホームの入口に設置されている機械で忘れずに打刻してホームへと向かいましょう。
▲黄色の機械(右から2番目)でチケットに打刻します
約1時間の乗車で「ミラノ中央駅」に到着。
各線が乗り入れる「ミラノ中央駅」はミラノを拠点に付近の観光をする際に中心となる駅。ホームの数も多く、沢山の人たちが行き交っています。
駅舎は大理石がふんだんに使われていてゴージャスな雰囲気。大きな絵画や沢山の彫刻で飾られたイタリアらしさを感じる素晴らしい空間です。
そしてミラノの街を色々と散策するなら、地下鉄とトラム(路面電車)が便利。ぜひ「24時間乗り放題チケット」(€4.50)または「90分乗り放題チケット」(€1.5)を購入しましょう。地下鉄とトラム(路面電車)の両方に乗車可能なのでミラノの街をあちこち見て回るならとてもお得です。
▲「24時間乗り放題チケット」は地下鉄の改札口前などにある売店や券売機で購入できます
他にも「90分乗り放題×10回チケット」(€13.80)も販売されています。こちらも1回ずつ購入するよりもお得なので、数日滞在するならぜひ購入を検討しましょう。
地下鉄の駅内はシンプルな空間デザイン。
日本でペットと一緒に乗る時はペット専用のケースに入れないといけませんが、イタリアではリードをつけておけばOK。犬を連れて乗車している人も何人も見かけました。
また、バス感覚で乗車できるトラム(路面電車)は地下鉄よりもさらに目的地近くまで行けて便利。
色々なデザインの車両が走っているので、ぜひお気に入りのトラムにサッと乗って回るのも愉しいです。もちろん時間があるなら、歩いて目的地に向かうのもオススメ。趣きのある建物、通りも歩いている人たちもすべてが絵になっているので、全く飽きることがありません。
|部屋も広めで快適。ミラノ中央駅から徒歩10分の5つ星ホテル
今回ミラノ滞在中に宿泊したホテルは5つ星の「THE WESTIN PALACE」。
ミラノ中央駅から地下鉄で1駅(最寄駅「REPUBBLICA」)、直接徒歩で向かっても約10分とアクセス便利なのが魅力。もちろんミラノ中央駅周辺にもホテルはありますが、少し駅から離れている分、ホテルの周囲も閑静で落ち着いています。
このホテルをセレクトした理由は、クラシカルな雰囲気と部屋の広さ、そして宿泊料金。
▲ロビー
比較的ミラノのホテルは部屋が狭い造りのホテルが多いのですが、部屋が広めで、空間デザインも“クラシックタイプ”と“コンテンポラリータイプ”と2種類から選べるのです。
▲今回は“クラシックタイプ”の部屋をチョイス(ジュニアスイート)。装飾的な家具、美しい壁紙やファブリック、ゴージャスなシャンデリアと、まるで西洋絵画で見たことがあるようなステキな空間
▲バスタブも付いています
また、5つ星というランク付けされていますが、他の5つ星ホテルよりも料金も若干リーズナブルな設定です。
部屋には「BOTTEGA VENETA」の紙袋が置いてありました。
中身をチェックすると新作の香水で、添えられたカードを持ってお店に行き購入するとお得に購入できるとのことです。また、タオルやハンガーも豊富に備えられていて、アメニティグッズも一通り揃っていましたが、歯ブラシは用意されていませんでしたので宿泊の際は持参するようにしましょう。
そして、朝食は1階のレストラン「PANEVO」が会場になります。
バイキング形式のメニューはフレッシュなサラダやフルーツが豊富で、野菜が不足しがちな旅行中には嬉しいラインナップ。席に着くとコーヒーまたは紅茶がサーブされますが、ミネラルウォーターや炭酸水、各種ジュースなども揃っています。
そして何より美味しかったのが生ハムやベーコンなどの加工肉。特にソーセージは手作り感のある不揃いな形が印象的で、病みつきになる美味しさでした。
朝食付きでの宿泊がオススメですが、基本的に毎日ほぼ同じメニュー内容となります。連泊して少し飽きを感じたら、少し気分を変えて近隣のカフェに出かけてみてくださいね。<text:yoko photo:beauty news tokyo編集部>
2018/12/02| TAGS: lifestyle
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