シェア

公私ともに忙しく、長時間同じ姿勢でいる機会の増える春はウエスト周りやお尻周りの筋肉が固まりやすく、むくみや腰の痛みが生じたり、下半身にドッシリ感が出るなどの影響が出やすい季節です。そこで習慣に取り入れたいのが、下半身のラインを作る上で重要な筋肉「大臀筋」を中心にアプローチできる簡単ストレッチになります。早速やり方をチェックしてみましょう。

【大臀筋ストレッチ】

ウエスト周りの引き締めや小尻づくりに効果を期待できる大臀筋にアプローチするストレッチです。大臀筋は下半身の中でも特に大きい筋肉の１つなのでストレッチなどでアプローチすることで痩せやすい体作りにもつながります。

（１）床に座って膝を曲げたまま片脚を前に出し、後ろ脚の膝を外側に倒す

（２）上半身を前に倒して手を床につき、お尻の筋肉を意識して深い呼吸をしながら30秒キープする

一連の動きを左右それぞれ行います。なおキープする時の体勢ですが、体が硬い方だと下写真のような体勢を取りづらいこともあります。

もし体が硬くて同じ体勢をとれない場合は「前に出している脚の位置と膝を曲げる角度を調整する」ことが必要になります。体を痛めることのないよう無理のない範囲で実践するよう心がけてください。

この【大臀筋ストレッチ】は左右両方行って約１分程度できる簡単なストレッチですが、ウエスト周りの引き締め、ヒップアップ効果、むくみ予防、腰の痛みの緩和などさまざまな効果を期待できるのが魅力。ぜひ習慣的に実践してお尻周りの筋肉の柔軟性をキープしつつ、下半身のスタイルアップに役立ててくださいね。＜photo：Akihiro Itagaki　ストレッチ監修：上田夕子（Dr.ストレッチ トレーナー）＞