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個性満点の客室ステイ。【ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC】で味わう非日常のひととき

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築95年になる、京都市初の鉄筋コンクリート造りの校舎をリノベした、スクールハウス棟の客室は5タイプ20室。とりわけ「Lab(ラボ)」と名付けられた3タイプは、彫刻家の樂雅臣(らくまさおみ)氏と、植物を丸いガラスに閉じ込めたテラリウム“スペースコロニー”で知られる村瀬貴昭氏とのコラボルーム。寺社の庭園を思わせる空間を設けた客室で、唯一無二の滞在が得られます。

 

▲旧小学校をリノベした客室「Lab – The Remains teach us(ラボ – ザ・リメイン ティーチ アス -)」

 

「The Remains teach us」と題した351号室は、樂雅臣氏と村瀬貴昭氏の2人がコラボした作品のある部屋。旧校舎の窓や天井高をそのまま残したレトロモダンなデザインで、リビングとベッドルームをテレビを置いたラックが隔てています。

 

▲幅が200cmのキングベッドを設置

 

ベッドの横には、もうひとつの“部屋”がもうけられ、樂雅臣氏と村瀬貴昭氏のコラボ作品を設置。時おりスモークが漂うなど、幻想的な雰囲気です。

 

▲テーマは“遺構紀行”。石積みの彫刻アートと緑に癒される植栽アートが融合します

 

▲高い天井を見上げると、柱や梁に小学校当時の造形が残ります。重なり合う光と影の強弱が美しく、ソファやベッドに寝転んで見上げるのも一興です

 

ラボの名が付く客室は、ほかに「ストーンボックス」と「フローティングポイント」の2部屋。京都の山や寺社の庭を思わせる、幻想的なインスタレーション(空間アート)になっています。

 

▲こちらは枯山水のような353号室「Lab – Stone Box – (ラボ ストーン ボックス)」 <画像提供:ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC>

 

樂雅臣が手がけた353号室の空間アートは、オーストラリアの白砂を敷き、大理石の彫刻“Stone Box”で海底を表現。石と白い砂の組み合わせは、現代の枯山水を思わせます。

 

▲苔寺を彷彿する354号室の「Lab – Floating Point – (ラボ フローティング ポイント)」 <画像提供:ザ・ゲートホテル京都高瀬川 by HULIC>

 

354号室で村瀬貴昭氏が手がけた空間は、天井から“スペースコロニー”が吊り下がり、苔やシダで覆った杉の木の根を島のように配置。回遊式庭園を思わせる飛石が置かれ、テラリウムの世界に入りこんでしまった感覚です。

 

|日本映画発祥の地にある客室「シネマ」


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