有楽町駅の目の前にある【東京會舘 銀座スカイラウンジ】は昨年創業100周年を迎えた丸の内の東京會舘が運営する、地上15階にある天望レストラン。東京らしい景色を見ながらのカフェタイムは、地元から遊びに来た家族や親戚、友人との利用におすすめです。そこで今回は、こちらで味わえるクラシカルかつ上質な、伝統と品格を備えたスイーツ３点を紹介します。

 

｜場所は有楽町のランドマーク

 

銀座スカイラウンジがあるのは有楽町駅前広場に面した有名なビル「東京交通会館」。１階には北海道や和歌山など他県の物産館が入り、２階にはパスポートセンターがあるため、都民にはなじみのある建物です。その15階、ビルの上に乗る円形の施設が今回訪れたカフェレストランです。

 

▲有楽町駅前広場にある東京交通会館。ビルの上に乗る円形の施設が「銀座スカイラウンジ」です

 

▲東京の景色を満喫

 

昭和の名残りが感じられる、クラシックな雰囲気も魅力です。年配の方ならば、きっと懐かしさを覚えるはず。天井から床まで開いた大きな窓は開放感抜群。写真の東京駅側の席からは、新幹線や在来線など駅を発着するさまざまな電車が眺められる人気の席です。

 

｜スイーツに現れる本物の美しさ

 

淑女然としたスイーツやクリーム使いは100年の伝統に磨かれた美しさ。まずはどのスイーツも目で味わってみてください。時には神々しささえ感じられるはずです。

 

▲70年以上前に東京會舘で誕生した「マロンシャンテリー」は今も高い人気です ￥1,100（単品）

 

伝統の製法で作られる「マロンシャンテリー」は東京會舘伝統のスイーツ。美しく盛り付けられた純白のクリームの中には３度も裏ごしされた、なめらかなそぼろ状の栗のペーストがたっぷり。上品な甘さのクリームと栗を存分に楽しめます。ランチやディナーではデザートつきのお得なプランも用意します。

 

▲クリーム使いはまさに芸術。月替わりの限定フレーバーもおすすめです

 

東京會舘創業100周年を記念して作られたショコラを使った「ショコラテリーヌ」は、銀座スカイラウンジで今だけ用意される特別メニュー。生チョコのような食感とビターな味わいのテリーヌに、果肉感たっぷりのオリジナルマーマレードソースは、フルーティな甘味と酸味、チョコに負けない苦味とがマリアージュ。甘さ控えめの大人のスイーツに仕上げられ、冷製と温製から選べます。　※2023年8月末までのメニューですが、100周年ショコラが終わり次第終了となります

 

▲「ショコラテリーヌ マーマレードソースとバニラアイスクリーム添え」（飲み物とセットのみ）　￥2,530

 

「マロンシャンテリー」をアレンジした「パフェ マロンシャンテリー」もおすすめです。バニラアイスクリーム、裏ごしした栗やマロングラッセ、キャラメルソース、クッキー、ラズベリーソースなどが幾重にも重なり、マロンシャンテリーでは見えない、そぼろ状の栗が見えるのも特徴です。ランチやディナーではコース料理のデザートに追加料金で変更することも可能です。

 

▲銀座スカイラウンジ限定「パフェ マロンシャンテリー」 ￥1,980（単品）

 

 

銀座や日比谷へ出かけるのなら、ぜひ立ち寄っておきたい名店です。ランチやディナーも素晴らしいですが、シンプルかつクラシカルな、アートのようなスイーツは上品でしとやか。東京の眺望と100年の時を超える伝統を、ここで味わってみてくださいね。＜text＆photo：みなみじゅん　予約・問：東京會舘 銀座スカイラウンジ　https://www.kaikan.co.jp/branch/skylounge/＞