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【タイ・プーケット】船で1〜2時間で到着。国立公園「ピピ諸島」で美しい海と迫力満点の石灰岩を堪能

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タイベトジェットエアで行く【タイ プーケット】の旅。2日目は本格的にプーケットの観光を開始。まずは「ピピ諸島(ピーピー諸島)」へ向かいます。

 

▲美しい海と荒々しい断崖絶壁のコントラストが見応え抜群のピピ諸島

 

|映画『ザ・ビーチ』のロケ地としても有名な「ピピレ島」へ

 

ピピ諸島はプーケットの南東に位置する6つの島を指しており、プーケット島の南部の港から大型フェリーや高速船でのアクセスが可能。プーケット近郊のビーチとも一味違うエメラルドグリーンの海や珊瑚礁、断崖に囲まれた秘境と呼べるような自然スポットなどがあり、島巡りのツアーが大人気のアクティビティとなっています。

 

▲諸島全体が国立公園に指定されていて、ダイビングやシュノーケルなどのマリンスポーツを楽しめます

 

まずは、その中でも多くの見所を持つピピレ島へ。レオナルド・ディカプリオ主演の映画『ザ・ビーチ』でロケ地となったことでも知られる「マヤビーチ」をはじめ、石灰岩の断崖によって湾のようになっている「ピレーラグーン」など、自然の美しさと荘厳さの両方を一緒に味わうことができます。

 

▲湾のように石灰岩に囲まれたピレーラグーン内に入ると、断崖の迫力をより感じられます

 

▲タイの伝統的な船「ロングテールボート」で観光する人も多く見られました

 

|ピピ諸島最大の「ピピドン島」

 

ピピレ島を堪能したあとは、ピピ諸島最大のピピドン島へ向かいます。大小6つあるピピ諸島の内、人が住んでいる有人島はピピドン島のみで、ホテルやレストランなどの施設が並んでいます。また、ピピドン島の周辺はマリンアクティビティに適したスポットが多く、ダイビングやシュノーケルで水中を楽しむことも可能ということもあり、さまざまな目的で観光客が集まる場所となっています。

 

▲水中では、珊瑚礁とカラフルな魚たちの姿が広がっていて、屈指のシュノーケルスポットと言われるのも納得です

 

▲ランチはピピドン島の「Tonsai Seafood」で。ビーチそばで最高のロケーション

 

▲タイ風春雨炒め「パットウンセン」や、鍋料理「タイスキ」などが食卓を彩ります

 

▲ピピドン島は小さな離島と思えないくらいお店が並んでいます

 

▲ロングテールボートと石灰岩は、ピピ諸島の代表的な景色

 

|手つかずの自然が残された「バンブー島」

 

ランチ後に向かったバンブー島は、ピピ諸島の中でも特に手つかずの自然が残されている島で、珊瑚礁やビーチはエリアの中でも最も美しいとされている無人島です。

 

一般的な南国リゾートのイメージ通りの島ともいえるバンブー島では、多くの人が海水浴を楽しんだり、ビーチでのんびりとした時間を過ごしたりしていました。諸島とはいっても、島ごとに違った見所があることがよくわかるので、バンブー島もセットで訪れることをおすすめします。

 

▲島全体が保護されているバンブー島では、遊泳できるエリアが限られています

 

▲美しい緑に加えて、鳥やトカゲなどの動植物が海岸そばで見られることからも島の自然の豊かさを感じられます

 

▲高速船でのアクセスだと、雨季にはかなり揺れることも

 

なお、プーケットの港からピピ諸島までは現地のツアーに参加するのが最も効率の良い楽しみ方ですが、1〜2時間くらいの船での移動が必要となります。いくつかの島を巡る場合には1日がかりになることを想定した旅程を組むようにしましょう。なお、季節によっては船が大きく揺れる可能性が高いので、酔い止め薬を用意しておくのをおすすめします。

 

|プーケットタウンを眺めながらのディナータイム

 

ピピ諸島から戻るとすでに夕方の時間帯になっており、ここからは内陸側のカオランヒルへと向かいました。カオランヒルはプーケットの中心街であるプーケットタウンを見渡すことができる展望台「プーケット・シティ・ビューポイント」のある小高い丘のこと。

 

▲プーケットタウンを一望できるカオランヒル

 

プーケットの南東部の景色を楽しみながら食事ができる「トゥンカ・カフェ」もこの場所にあります。そのロケーションの良さもあって、地元の人にも大人気で予約必須の人気店となっています。

 

▲緑に囲まれた入り口付近の様子からも、お店の良い雰囲気が伝わってきます

 

▲店内ではプーケットタウンの素晴らしい景色とローカルフードの両方を楽しめます

 

▲タイ南部のご当地カレー「マッサマンカレー」は、世界で最もおいしい食べ物に選ばれたこともあるメニュー

 

▲景色も良く、料理は美味しくリーズナブルで、店員さんもフレンドリー。人気店であることも肯けます

 

2日目はプーケットでも人気の訪問スポット「ピピ諸島」での島巡りを堪能しました。透明度の高い海だけでなく、迫ってくるように感じられるほど巨大な石灰岩や、白い砂浜と手つかずの緑とのコントラストなど、この土地ならではの魅力に溢れていました。3日目からはプーケットの文化に触れるスポットをメインに訪れます。<text&photo:岡本大樹>


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