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京都らしい滞在を。【三井ガーデンホテル京都新町 別邸】で感じる古都の風情

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四条烏丸交差点から徒歩約7分。【三井ガーデンホテル京都新町 別邸】は江戸時代に建てられた旧松坂屋京都仕入店の面影を残す京町家風のしつらえが目印。石と樹々を組み合わせた中庭や、障子をあしらった客室など、“京都らしい滞在” のできるホテルです。

 

|旅情を搔き立てる大店(おおだな)風のファサード

 

ホテルがあるのは、慶長16年(1611年)に名古屋で創業した「いとう呉服店(後の松阪屋)」が、1749年に京都に建てた呉服や生地の仕入店跡地です。建物はホテル建設のため解体されましたが、ファサードは江戸時代に建てられた旧松坂屋京都仕入店の店構えを踏襲。古都ならではの風情をかもしています。

 

▲旧松坂屋京都仕入店の店構えを再現した宿

 

地下鉄烏丸線と阪急京都本線が乗り入れる烏丸駅から徒歩約7分の距離で、JR京都駅はもちろん、大阪梅田駅からもアクセスしやすい立地です。

 

▲江戸時代を思わせるエントランス

 

旧松坂屋京都仕入店に使われていた木材が再利用されたホテルのエントランス。高い天井と太い梁もドラマチックで、江戸時代の老舗を訪ねた気分を味わえます。

 

▲エントランスの迎え庭

 

建物に入るとすぐ右手に現れる迎え庭には、手水鉢や礎石が配され、アオキやベニシダなど日陰に強い山の植物が植えられています。

 

▲京らしさを感じられる上質なロビー

 

ロビーの壁には、旧松坂屋京都仕入店にあった染物参考館の木材を使い、彫刻家小清水漸氏による木彫作品が飾られます。紋様は染物参考館が所有していた小袖の意匠を使っています。ソファーには、西陣織のクッションも置かれます。

 

▲ロビーから見える中庭

 

吹き抜けになった中庭に、ヤマモミジやヤマツツジなどの樹木が植えられ、目を楽しませてくれました。

 

▲さり気ないアートも見どころ

 

客階のエレベーターホールに飾られたアートワークは、旧松坂屋で使われていた木材と現在の木材を半々に合わせ、新旧の時の流れを伝えています。

 

|スイートルームで和の贅沢を堪能


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