― 脱・おばさん化のトリセツ Vol.3 ―「この服、前はもっと似合ってたのに…」。そんな風に鏡の前でため息をついたこと、ありませんか?年齢を重ねるにつれて、体型や肌の質感、顔立ちの印象は少しずつ変わっていくもの。でも、若い頃の感覚のまま服を選んでしまって、どこかちぐはぐで、しっくりこない…。そんな“おしゃれ迷子”になってしまう大人世代は、実は少なくないのです。
そこで今回は、「最近、何を着てもピンとこない」と感じている方にこそ届けたい、年齢を重ねた今だからこそ出会える“本当に似合う服”を見つけるための【着こなしアプデ術】を紹介します。
|「今っぽい」より「自分っぽい」が似合うカギ
トレンドを追いかけすぎると、かえって似合わないと感じることってありませんか?でもそれは「年齢のせい」ではなく、単に似合うシルエットやバランスが変わってきただけ。大人のおしゃれは、“自分らしさ”を意識することで一気にアカ抜け感が出ます。トレンドは小物や色で取り入れつつ、全体のフォルムは自分の骨格や雰囲気に合うものを選ぶのが正解です。
|くすみがちな肌には“顔映えカラー”で明るさをON
「前は似合ってた色が、最近なんだか顔色が悪く見える…」そんなときは、カラーの見直しを。くすみや黄ぐすみが出やすくなる大人肌には、血色感と透明感を引き出すニュアンスカラーやラベンダー・ベージュ系がおすすめです。試着するときは、服単体ではなく顔映りも一緒にチェックすると失敗しにくくなります。
|“隠す服”より“整える服”でスタイルアップ
体型の変化が気になって、つい全身をゆるめの服で隠していませんか?実はそれが“老け見え”の原因に。大切なのは、隠すよりも整える意識。ウエストマークを加えたり、Iラインを意識したりするだけで、ぐっと洗練された印象に。メリハリのあるシルエットは、全体のバランスも良く見せてくれます。
|40代・50代の“おしゃれの伸びしろ”はここ!
40代は、“きれいめカジュアル”に自分らしさをプラスしていく時期。ベーシックな中にトレンド感を少し取り入れることで、大人の余裕と遊び心が両立します。特に小物やシューズにこだわると、一気にセンスアップにつながりますよ。
そして50代は、“無理に若く見せようとしないおしゃれ”が魅力の源に。質感・素材にこだわったアイテムで肌になじむ上品さを演出しつつ、自分が心地よく過ごせるスタイルを選ぶことが、最もおしゃれが映えるでしょう。
服が似合わないと感じるのは“センスが衰えた”のではありません。若さではなく、“品と個性”を味方にするのが、大人のおしゃれのコツ。年齢を重ねた今だからこそ似合う着こなしで、ファッションをもっと自由に楽しんでみませんか?<text:ミミ>
2025/06/21| TAGS: beauty
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