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「最初は緊張で泣きそうだった…」普通の会社員だった私が“人気キャスト”になるまでの3ヶ月

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「華やかな世界とは無縁の私に、夜職なんてムリ」そう思い込んでいた“ごく普通の会社員”の私が、思いきって踏み出したのは、六本木の高級キャバクラ「六本木クラブチック」のキャストのお仕事。緊張で泣きそうになった初日から、気づけば1日に何本も指名の入る“人気キャスト”のひとりに──。これは、特別でも派手でもなかった私が、自分らしい輝き方を見つけていく3ヶ月間のストーリーです。

 

|「私なんかが働ける場所じゃない」と思っていた

 

当時の私は、ごく普通の事務職。毎日同じような通勤服で、ルーティンをこなす日々に、なんとなくモヤモヤしていました。ある日、SNSで目に入ったのが『六本木クラブチック』の求人投稿。

 

「未経験でもOK」「体験入店歓迎」って書いてあるけど…六本木って、正直キラキラしてる子しかいないイメージ。それでも、クラブチックの公式サイトを見てびっくりしました。ラグジュアリーな内装、上品で落ち着いた雰囲気…。どこか非日常で、それでいて温かみのある空間。

 


▲ゴージャスな空間で、数々の人気ドラマや映画のロケで使用されていることでも有名な「六本木クラブチック」

 

「ここなら、背伸びしすぎずに挑戦できるかも」と思えたんです。面接当日は緊張しすぎて、何度も帰りたくなったけれど、スタッフさんも先輩キャストの方々もとても優しい印象で、面接官も穏やかな方で話をしているうちに少しずつ気持ちがほぐれていきました。

 

|空回りの毎日。でも、少しずつ“自分のペース”が見えてきた

 

最初の1ヶ月は、とにかく失敗ばかり。お酒が少なくなっているのに気付かず、先輩キャストに注意されたり、お客様との会話もぎこちなくて…。「他の女の子に変えて!」と言われ、初めてのことにトイレで泣いてしまい「私、向いてないかも」って、落ち込んだこともありました。

 

でも、そんな私を見放さずに、黒服や先輩キャストが「こう話してみるといいよ」「このタイミングで気配りをすると喜ばれるよ」と教えてくれました。六本木クラブチックは、失敗してもちゃんと成長できるように見守ってくれる、“人を育ててくれるお店”だと感じています。

 

▲クラブチックグループ しおんさん&ゆりあさん

 

また、お客様も落ち着いた方が多くて、会話のテンポや距離感など、大人の余裕で接してくれる方ばかり。「無理に盛り上げなくても、自然体でいいんだ」って、少しずつ気づいていけたんです。

 

|「君に会いに来たよ」その一言で、すべてが報われた

 

3ヶ月経つ頃には、少しずつ「また来たよ」と言ってくれる常連のお客様が増えてきました。「話してると落ち着くよ」「ゆいさんの笑顔に癒される」…そんな言葉をいただくたび、自分の存在がこの場所で必要とされてるんだって感じられました。

 

お客様がよく言ってくださるように、六本木クラブチックの魅力って、派手さじゃなく“質の良さ”なんですよね。空間、スタッフ、来てくださっているお客様──すべてが大人の余裕とあたたかさでできていて、その中にいる自分が、少しずつ変わっていくのがわかりました。今では、仕事終わりに「また明日ね」と笑い合える仲間もいて、“夜職=大変そう・キツそう”という私の中のイメージは完全に覆されました。

 

正直、あのとき勇気を出していなければ、今もただ「平凡な日常」を送り続けるだけの生活をしていたかもしれません。でも、六本木クラブチックで働いたことで、“誰かに必要とされる自分”に出会えた気がしています。キラキラしてなくても、トークが得意じゃなくても大丈夫。私の体験談から少しでも「気になる」と感じたら、ぜひ一度体験入店してみてほしいですね。<取材協力:『六本木クラブチック』 https://www.chick.co.jp/roppongi/ top image:クラブチックグループ しおんさん>


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