special reportスペシャルレポート

【大阪・関西万博】未来と循環の学びを!日本館からウーマンズパビリオンまで注目の「国内パビリオン」ガイド

Twitter
LINEで送る

2025年の大阪・関西万博は、未来のビジョンを体感できる絶好のチャンス。中でも訪れておきたいのが、女性にも響くテーマが多く取り入れられた「国内パビリオン」です。「日本館」では“いのちの循環”を学べる展示、「Better Co-Being」では“共鳴”をテーマにした新しい体験が広がり、「ウーマンズパビリオン」では女性の未来に向けた共感型展示が楽しめます。

 

日本館 – 「いのちの循環」を楽しく学べる和×未来の空間

 

日本館のテーマは「いのちと、いのちの、あいだに」。円環(サークル)状のユニークな木造建築は、生命のリレーや循環を象徴しています。

 

 

外壁には国産杉のCLT材(直交集成板)560枚を贅沢に使用。木の温もりと曲線美が調和したデザインはまるで巨大な森のオブジェのようです。

 

 

しかも、この木材、万博終了後には分解されて全国で建物としてリユースされる予定で、「建築自体が循環型」というコンセプトにもなっています。

 

 

館内はPlant(植物)エリア・Farm(農場)エリア・Factory(工場)エリアの3つに分かれており、入口も順路も自由。それぞれのエリアで「いのちの循環」に関する展示を体験できます。

 

 

 

注目は、日本館ならではのサプライズ演出。例えば、藻類でできたハローキティが登場。藻の力で未来の食料問題などに挑む研究を、ハローキティが体現するユニークな展示に思わず笑顔になってしまいます。

 

 

 

また、万博の象徴的キャラクター「ドラえもん」も登場!ドラえもんと一緒に“いのちの循環”を学べる展示は、子どもたちにも大人気です。

 

 

そして、会場内で出た生ゴミを微生物の力で分解し、バイオガス(エネルギー)として再生する、本物のバイオガスプラントが併設されていて、まさに「ごみを食べる日本館」。

 

 

 

食べ残しや廃棄物が新たなエネルギーに生まれ変わる過程を目の当たりにでき、「循環ってこういうことか!」と子どもも大人も感心してしまうこと間違いなし。まさに「未来と和の融合」を感じることができるでしょう。

 

Better Co-Being – 森と共鳴する未来型パビリオン


次のページへ

1 2 3

border