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昭和の小学校を再生した異色のグランピング施設【ETOWA KISARAZU(エトワ木更津)】でノスタルジック体験

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2022年に12月誕生した【ETOWA KISARAZU(エトワ木更津)】は、廃校になった旧木更津市立富岡小学校を活用したグランピング施設。都心から車で45分ほどととても近く、朝夕の食事つきのプランを選ぶと、バーベキューやおつまみ、ビールなどが食べ放題飲み放題のオールインクルーシブ。昭和の小学校で体験するノスタルジックなひとときも非日常感たっぷりです。

 

|1982年にできた校舎

 

「エトワ」は、会(エ)と話(ワ)をコンセプトに、非日常体験で「え!」というワクワクと、一緒に過ごし共有できる「わ!」という感動がある場所という思いが込められています。空間を監修したのは、ホテルのインテリアなどもプランニングするライフスタイルストア「ACTUS(アクタス)」。小学校自体が持つノスタルジックな雰囲気を活かしながら、要所要所にモダンさをくわえたミニマムな空間に仕上げています。

 

▲2019年に廃校になった小学校を活用

 

明治6年(1873年)に開校した旧木更津市富岡小学校は、統廃合により2019年に閉校。昭和57年(1982年)に建て替えられた校舎の一部をコンバージョン(用途を変更して改装・再生)して、グランピング施設に生まれ変わりました。校舎の外観などは出来る限り残していて懐かしさを覚える雰囲気です。

 

▲チェックインは18時から、チェックアウトは13時まで

 

もとは小学校の玄関として使われた場所をフロントロビーに改装。下駄箱を使ったフロントデスクのほかソファーなどが置かれ、チェックイン、チェックアウトはここで行います。もちろん上履きに履き替える必要はありません。館内は一部を除き土足で利用できます。

 

▲フロントカウンターが懐かしい

 

下駄箱を流用したフロントのカウンターには、旧富岡小学校の図書館にあったと思われる重厚な書籍や、理科室で使われたアルコールランプやフラスコなどが飾られて、小学生だったころの記憶がよみがえりました。

 

|校長室と職員室はフリースペース


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