抹茶を飲んだことはあっても、実際に点てたことのある人は少ないと思います。『お茶と眠りのご自愛ステイ』プランでは、7時30分から2階のティーラウンジで30分間、茶バリエに教わりながら抹茶を点てる体験ができます。特に抹茶は緑茶よりもカフェインが多く含まれ、眠気を覚ますほか、テアニンなどの成分がリラックス効果や集中力を高めるなど、目覚めの一杯としても効果的です。
▲翌朝のお抹茶体験「ご褒美の一服」
茶道具がそろえられ、お茶を点てるときの所作も丁寧に教えてもらえるます。茶道具はそれぞれ持ち方や手にしたときの向き、扱い方なども決まっていて、まさに武道や書道などと共に、日本古来からある文化=「道」なのだと実感します。
▲抹茶をお茶碗に入れます
棗(なつめ)に入っている抹茶を茶杓(ちゃしゃく)ですくい、温めたお茶碗に入れます。お湯は3口で飲め量を目安に注ぎます。
▲姿勢を正してお茶を点てます
実際に茶筅(ちゃせん)を使ってお茶を点てるのもコツがあって、上手に泡立てる方法も教えてもらえます。
▲抹茶の出来上がり。その腕前は
理想は、抹茶の表面がキメ細かなクリーミーな泡で全て覆われること。初心者にはちょっと難しいですが、なんだか心が整ってすがすがしい1日の始まりになりました。抹茶を楽しんだあとは、朝食です。ホテル1階にある日本茶専門カフェ「チャヤ1899東京」で、ビュッフェに並ぶオリジナルメニューを楽しめます。お茶ソーセージや抹茶パンなど他では味わえないお茶料理が並びます。
|部屋でもお茶を
ホテルのチェックアウトは12時。朝食の後、時間がたっぷりあったのでお茶を淹れてゆったりと過ごしました。普段はペットボトルの飲みやすく作られたお茶に慣れてしまった私たちですが、新茶をはじめ、香ばしかったり、渋みがあったり、濃厚な出汁のような味だったりと、茶葉の種類や焙煎の方法、淹れ方などによって実は多彩な味がある日本茶。そんな世界を垣間見ることができるホテルステイでした。
▲客室の可愛らし急須は「 63 ロクサン × JINSUI 丸型急須 tokoname 」
日本茶をテーマにした【ホテル1899東京】が用意する宿泊プラン『お茶と眠りのご自愛ステイ−1899 SLEEP JOURNEY−』。今回はリラックスするためのお茶や、目覚めのお茶、そして香炉で炊いたお茶の香りなど、睡眠にも関連したお茶体験ができました。旅先で、いつもとはちがうホテルステイ。ぜひ体験してみてくださいね。<text&photo:みなみじゅん 予約・問:ホテル1899東京 https://1899.jp/hotels/tokyo/>
2025/08/21| TAGS: lifestyle
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