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“体重軽い=健康”は思い込み!無理な減量が招く不調と【整えるダイエット習慣】の作り方

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「糖質はゼロ」「野菜だけ」といった極端な制限は、栄養バランスを大きく崩すことに。特に女性は月経の影響で鉄分が不足しやすく、鉄分不足が重なると貧血・めまい・倦怠感が生じやすくなります。

 

さらにタンパク質不足は髪や肌のツヤを失わせ、筋肉の減少を招くことになり、その結果代謝は低下し、体重が減ってもリバウンドしやすい体質に。加えて、ジョギングなどの有酸素運動ばかりに偏ると、脂肪と同時に筋肉も消耗し、“やつれた痩せ方”になってしまいます。

 

|“痩せる”より“整える”を習慣にする

 

では、理想の体をつくるにはどうすればいいのでしょうか。大切なのは「減らす」ことではなく「整える」こと。具体的な習慣としては、

・毎食にタンパク質と鉄分をプラスする(例:鶏むね肉、卵、魚、大豆製品)

・軽い筋トレやウォーキングで筋肉を維持する(筋肉が落ちなければ基礎代謝は守られる)

・体重だけでなく体脂肪率や体調をチェックする(眠りの質、肌の調子なども指標に)

 

といったシンプルな工夫です。少しずつ生活に取り入れることで、無理なく脂肪を落としながら代謝を維持し、“痩せ体質”と美しいスタイルの両立が可能になります。

 

“体重が軽い=健康”という思い込みは、むしろ健康も美しさも遠ざけます。大切なのは、体重計の数字ではなく、自分の体をどう整えていくか。食事・運動・生活習慣をバランスよく見直しながら、リバウンドしにくい【整えるダイエット習慣】を身につけましょうね。​​​​​​​​​​​​​​​​<監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>


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