自分が進めている企画について、統括本部長、本部長、部長…など全管理職に向けて(オンラインで)説明する機会がありました。説明時間は5分。そのうち、全体の概要について伝えられる時間は約1分です。
時間が…ないな。と思ったわたしは、ChatGPT(通称:ちゃっぴー)さんに、「これからこれこれこういう企画について偉い人たちに1分でプレゼンするのでわかりやすくまとめておくれ」とまとめてもらいました。
うん。しっかりまとめてくれている。でも、これを1分以内で伝えるためには、かなり早口で話さないといけません。
2回ほど練習をしました。かなり巻きに巻けばなんとかおさまるものの、自分でもわかりました。これは絶対、初めて聞く人たちにはわかりにくい。オンラインでの発表なので、なおさらわかりにくい。
Zoomミーティングでは、対面より「聞く」集中力が途切れやすい傾向があるような気がします。画面オフの人はきっと、少し内職もしているからなおさら話が入ってきにくいよね…。ということも自分の経験からわかります。
うん、このスピードと情報量では、相手に伝わる気がまったくしない。
そう思ったわたしは、
「もう、最低限の情報だけを伝えよう」
と開き直りました。
短くする前
「〇〇の案件について説明します。狙いたいレピュテーションは〇〇で、この企画の背景は〇〇、実施する理由は〇〇です。メインのターゲットは誰々です。この案件の目的と狙いは〇〇で、このようなことを実施します…その理由は…。その結果、〇〇の効果を得たいと思います」
と、ある程度うだうだしゃべる予定でした。
短くした後
「〇〇の案件について説明します。狙いたいレピュテーションは〇〇に絞りました。〇〇を目的に、今回は〇〇の責任者〇〇さんにインタビューします」
おわり。
もう、「はいはい、〇〇をテーマに〇〇さんにインタビューするのね」これだけが伝わればいいんじゃい! という気持ちでした。
情報量が足りなかったら質問がくるよね! とも思い、話す内容を極限まで絞ったので、持ち時間が1分でも焦ることなく、いつものテンポでゆっくり話すことができました。
ふぅ、終わった。
同じミーティングに参加していた同僚が、SlackのDMで、「とっても落ち着いていてわかりやすかったですよ!」とほめてくれたのでびっくりしました。緊張しすぎて吐きそうだったのに…
ただ、
言葉数を減らす ゆっくり話す
これだけでそんな風に思ってもらえるなんて、ありがたいことです。
これまでは、ついつい、「あれもこれも伝えて、わかってもらわなくては!」と言葉を詰め込んでしまい、相手を「お腹(頭?)いっぱい」にしがちでした。
でも、「伝えたいのはこれだけです」と、極限まで言葉を減らした方が、言葉数多く話したときよりも、理解の胃袋が「腹八分目」でほどよく入り、理解してもらいやすいのかもしれません。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke>
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2025/09/14| TAGS: lifestyle
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