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レストラン列車「丹後くろまつ号」で羽衣天女伝説をテーマにしたランチコースと日本海の絶景を満喫

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京都丹後鉄道のレストラン列車「丹後くろまつ号」の料理が、2025年10月から秋・冬メニューにリニューアル。2026年3月までの金・土・日・祝日に1日3便運行していて、それぞれ料理が異なる「モーニングコース」「ランチコース」「海上自衛隊 舞鶴地方隊コラボコース」を用意。ここでは丹後地方に伝わる『羽衣天女伝説』に想いを馳せるランチコースを紹介します。

 

|レストラン列車「丹後くろまつ号」

 

京都丹後鉄道の天橋立駅-西舞鶴駅は8駅で通常なら50分ほどで運行していますが、ランチコースでは天橋立駅を13時5分に出発し、コース料理や風光明媚な車窓の景色を楽しみながら西舞鶴駅に14時50分に到着する1時間45分の旅。料金は1人¥15,000です。

 

▲アテンダントと「丹後くろまつ号」

 

「丹後くろまつ号」は1989年から1990年に製造された京都丹後鉄道のKTR700形で、2014年にレストラン列車にリニューアル。新幹線や豪華寝台列車「ななつ星 in 九州」を手がけた工業デザイナー水戸岡鋭治氏のデザインです。今回は最終便の「海上自衛隊 舞鶴地方隊コラボコース」に合わせ、錨の左右に鶴が向き合う舞鶴地方隊の部隊マークと、護衛艦「みょうこう」が車両のヘッドマークになっています。

 

▲天然木を使った車内 <画像提供:WILLER TRAINS(京都丹後鉄道)>

 

テーブルは2人掛けと4人掛けが5席ずつ用意され、24名まで利用できます。途中トンネルも多くあるのでテーブル照明も備えます。

 

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|羽衣天女伝説からインスピレーションを得た料理の数々


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