Rさんは最初の1週間、空腹感を覚えてつらかったそうですが、下記のような工夫して乗り切りました。
・温かいハーブティーや炭酸水を飲む
・我慢できないときは無糖ヨーグルトを少量だけ食べる
・就寝前は白湯を飲む
「水分を摂ると“食べたい気持ち”が和らいで、自然とお腹も落ち着きました」と振り返るRさん。実は空腹と眠気は脳が混同するため、軽く水分をとるだけでも十分。数日で夜食欲求は弱まり、習慣化すると自然と寝る前に食べ物を求めなくなったそうです。
|100日で−5kg&ウエスト−6cm。体も生活リズムも整う
このダイエットを100日続けた結果、Rさんは体重−5kg、ウエスト−6cmを達成。さらに「翌朝の胃もたれやだるさがなくなり、寝起きがスッキリするようになった」と変化を実感しました。
夜に食べないことでカロリー削減になるだけでなく、睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌が妨げられず、睡眠の質が上がるのも大きなメリット。結果として代謝やホルモンバランスの改善につながり、ダイエット効果を高めると言われています。「体重以上に、生活全体が整った感覚があります」と語るRさん。夜食をやめることは、健康面でも大きなプラスになったようです。
|食事が遅い時間になった場合は?
夜21時以降の食事をやめようと決意しても、仕事などの都合でどうしても21時以降に食事がずれ込む日もあるはず。そんな時は次の工夫を取り入れてみましょう。
・夕方に軽く栄養を入れる
小さなおにぎり、サラダ、ゆで卵などを先に食べておいて、夜遅い時間のドカ食いを防ぐ。
・主食は控えめ、消化の良い食材を選ぶ
夜は代謝が落ちているため、白米やパンよりもスープや豆腐、温野菜などを中心にする。
・食後すぐに寝ない
理想は就寝2時間前までに食べ終えること。難しいときは横になる前に軽いストレッチをして消化をサポートする。
完全にルールを守れない日があっても、こうした工夫をすれば「太りにくい生活」を維持することができるはずです。
夜21時以降に食べない——シンプルなルールですが、体重も生活リズムも変えるきっかけになるはず。どうしても遅くなる日は“軽め・消化の良い食材”を意識して。無理なく続けられる工夫で、理想の体に近づいていきましょうね。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>
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2025/09/19| TAGS: beauty
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