筋肉は“代謝のエンジン”と呼ばれ、基礎代謝の約20〜30%を担っています。つまり、筋肉量が減ると基礎代謝そのものが下がり、同じ食事量でも太りやすく痩せにくい体質になってしまうのです。
加えて、筋肉量の低下は見た目だけでなく体調面にも悪影響を及ぼします。筋力不足で疲れやすくなる、冷えや肩こり、姿勢不良が悪化するといった不調を招くことも。「体重は落ちたのに健康的に見えない」「顔色が悪くやつれてしまった」など“やつれ痩せ”の原因となるのです。
|正解は「有酸素運動+筋トレ+食事バランス」
脂肪を燃やしながら引き締まった体をつくるには、有酸素運動と筋トレの組み合わせが欠かせません。筋トレで筋肉量を維持または増やしながら有酸素運動を取り入れることで、脂肪は効率よく燃焼し、代謝も落ちにくくなります。
さらに、食事面では「タンパク質をしっかり摂ること」が重要。肉・魚・卵・大豆製品などを意識して取り入れることで、筋肉の分解を防ぎ、代謝を支えることができます。国際的な栄養指標でも、運動を行う人は体重1kgあたり1.2〜1.6gのタンパク質摂取が推奨されており、筋肉維持に欠かせないポイントです。
「走れば痩せる」は一見正解のように思えますが、“有酸素運動だけ”では筋肉を犠牲にし、代謝低下やリバウンドを招くリスクがあります。大切なのは、“有酸素運動+筋トレ+食事バランス”という3本柱。今日からダイエット習慣を無理なく見直して、理想の体づくりを始めてみませんか?<取材&文:beauty news tokyo編集部>
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2025/09/02| TAGS: beauty
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