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老いては後輩に従ってみる【毎日が変わる片づけのワザ(263)】

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「友だち」と呼ばせてもらったら悪いかな?でも、友だちに近い気持ちで接してもいいかな?

 

と、もじもじしながら仲良くさせてもらっている、職場の後輩が何人かいます。みんな、10歳以上年下です。先日、そのうちの2人とそれぞれご飯を食べに行きました。

 

1人目の女性とは、夕飯を。

 

彼女が新卒だったころに、OJTをさせてもらった後輩です。焼き鳥屋さんで約5時間、いろいろなことを話しました。仕事はベテランの域の彼女。しっかり成果を出しつつ、好きなことをする時間を大切に、行動や活躍の幅をどんどん広げています。彼女の

 

「年々楽しくなるんです」

 

という言葉と考え方、日々の過ごし方がとても素敵で、わたしもそれをめざそう!と思いました。毎年、「去年より楽しい」を更新する生き方をしたい。

 

もう1人の後輩とは、お昼ご飯を。

 

彼女の新卒時代に少し一緒に仕事をさせてもらいました。約10年くらい経って、また同じ仕事に関わったこともあり、縁が復活。時々ご飯を一緒に食べる機会ができました。

 

先日は、そろって午後半休をとり、まず東京ステーションホテルでお昼ご飯。2時間かけてゆっくり食べてから、近くのテラスがあるお店で東京駅を眺めながら昼飲みも。あ〜しあわせ! 昼飲みが一番楽しい!彼女はコロナ禍をきっかけに、「ちょっと特別感のある」ランチに目覚めたのだそうです。

 

おいしいものをゆっくり食べる時間を大切にする

 

シンプルですが、最近のわたしにはまったくできていないことでした。昼も夜も、コワーキングスペースか自宅のパソコン前で仕事をしながら15分くらいでガツガツ食べています…。食べる内容もほぼ同じ。納豆、キムチ、レトルトカレー、卵かけご飯…パンなどなど。食に対してかなり鈍感になっている自分を自覚しました。

 

彼女と食べた中華ランチのコースは、前菜から炒め物、チャーハン、スープ、デザートに至るまで、全て、「わあ! 初めての味! おいしい〜!」「この食材を使う発想はなかった!」「初めて食べる食材だ〜」などの感動がいっぱいで、お店の公式サイトで全メニュー名を調べて日記にしたためたほどです。

 

食事って、こんなにも幸せな気持ちにをくれるものなんだ。そしてエンタメでもあるのだな…と実感しました。もっと日々の食事を大事にしよう、食べることにちゃんとお金と時間を使おうと思わせてくれた、とてもありがたい経験でした。

 

これからも、素敵な後輩たちについていかせてもらいたい!そして、わたしからも、彼女たちに何か渡せるものを用意できたらいいな、とも思っています。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke


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