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「食べすぎた翌日は食べない」はNG!代謝低下&ドカ食いを招く【間違ったダイエット習慣】

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絶食の翌日には、「昨日抜いたから、今日は思いっきり食べても大丈夫!」という心理になるのが人間の性。強い空腹感は冷静な判断を鈍らせ、普段なら避けられる揚げ物やスイーツなど高カロリーなものに手を伸ばしやすくなるのです。

 

さらに、空っぽの胃に急に大量の食べ物を入れると、消化器官に大きな負担がかかります。その結果、胃もたれや倦怠感を感じたり、翌日の体調が崩れたりするケースも。絶食は「食べすぎ→我慢→ドカ食い」という悪循環をつくる最大の原因になります。

 

|正解は“整える”!食べ過ぎた翌日は内臓をいたわる食事を

 

大切なのは、食べすぎた翌日こそ「絶食する」のではなく「整える」ことです。例えば、朝はおかゆや野菜スープなど消化にやさしいものを選び、昼や夜は揚げ物など脂っこい料理を避けながら魚や豆腐、鶏胸肉など高タンパクな食材を中心に軽めに整える。さらに野菜やきのこ、海藻といった食物繊維を加えることで腸内環境をサポートし、水分をしっかり取れば老廃物の排出もスムーズになります。

 

このように内臓をいたわりながら必要な栄養を補う食事こそが、体をリセットする正しい方法なのです。

 

「食べすぎた翌日は食べない」という習慣は、代謝を下げてリバウンドを招く間違ったダイエット習慣。大切なのは、食事の質を整えて体を優しくリセットすることです。食べ過ぎたからと言って焦らず、無理なく整える習慣を取り入れてみてくださいね。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>


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