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【ハイアット リージェンシー 京都】で見つける伝統と現代の美、千年の都・京都の面影

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館内にはオールデイダイニングとして利用できる「カフェ 33」や、ケーキが人気のペストリーブティック、イタリア料理、寿司と日本料理、そして意匠を凝らしたバーを備え、宿泊客以外でも利用できます。

 

▲イタリア料理の「トラットリア セッテ」

 

ロビーの螺旋階段を上ったところにある「トラットリア セッテ」は、イタリアの市場をモチーフにした明るいレストラン。本格的なイタリア料理をカジュアルに楽しめるほか、カフェとしても気軽に利用できます。

 

▲「トラットリア セッテ」の一角にあるペストリーブティック

 

季節のフルーツをたっぷり使ったケーキや、自家製酵母で作るブレッドなどを販売。こちらの一部ケーキは「カフェ 33」のケーキセットでもいただけます。人気は甘さをおさえたベイクドチーズケーキです。

 

▲日本料理「東山(Touzan)」

 

京都の古民家をコンセプトにした店内では、ゆったりとしたテーブル席から枯山水も見られます。趣の異なる半個室も4部屋用意され会食にもおすすめ。アラカルトメニューに加え季節の食材を活かした会席コースをそろえます。

 

▲寿司カウンターと半個室

 

背後の壁面に竹を飾った美しい寿司カウンターもありました(現在休止中)。半個室は飾り棚や格子で仕切られ、古い陶器の破片やレトロな錠前など、歴史を感じる遺物がテーマごとに飾られています。

 

|驚きに満ちた店内「Touzan バー」

 

ハイアット リージェンシー 京都に滞在するなら、必ず立ち寄りたい「Touzan バー」。日本料理「東山」の隣にある隠れ家的なスペースで、スーパーポテトの杉本貴志氏が力を入れた独創性たっぷりの内装は強く印象に刻まれるしつらえです。

 

▲「Touzan バー」

 

ジャパニーズウイスキーや日本酒、クラフトビールのほか、カクテルやモクテルも用意。豊富なドリンクメニューをそろえます。

 

▲バーの装飾はすべてが見どころ

 

膨大な量の古本を重ねた壁や、古民家の梁や柱の付け根ばかりを飾ったり、和菓子を作る木製の型や商家で使われていたような古い錠前を並べたりと、京都の人の営みと歴史を感じる装飾が見事。青いパッチワークが鮮やかなソファーも杉本貴志氏がこだわったオリジナルの家具。そして古い木材を敷き詰めたバーカウンターは、カクテルを飲みながらついつい目で追い、指でなぞってしまうほど魅力です。

 

▲シグネチャーカクテルの「伏見」と「梅酒コスモポリタン」

 

モヒートスタイルのジントニック「伏見」は、柚子や山椒など日本の素材を使った京都蒸溜所の「季の美 京都ドライジン」がベース。繊細で奥深いジンの味わいに、ミントの爽やかさとエルダーフラワーシロップの甘さや香りが余韻を残します。一方、コスモポリタンをお店で仕込んだ梅酒で作る「梅酒コスモポリタン」は、ピンクカラーが鮮やか。京都府城陽市特産の梅「城州白(じょうしゅうはく)」を京都の米焼酎に半年ほど漬け込んだ梅酒を使い、上品で爽やかな梅の香りや甘さが人気のカクテルです。

 

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|客室を飾るさり気ない古都の意匠


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