客室は13タイプ187室。ツインやキング、デラックスバルコニールームをはじめ、5タイプのスイートルームをそろえます。室内に開放感が加わるローベッドを採用し、行灯風の照明やヘッドボードを飾る着物のタペストリーなど、古都を感じるデザインです。就寝の準備を整えるターンダウンサービスも希望によって対応可能です。

▲最もリーズナブルな28平米の「キング」
アクセントウォールや窓まわり、家具などに白木を使い、落ち着いた色調で構成された親しみのある客室です。最もコンパクトな客室タイプですが、28平米とゆとりのある広さ。幅180cm × 長さ203cmのベッドとデスクが置かれ、2名まで宿泊可能。和紙でできた行灯風のフロアライトに趣を感じます。

▲ヘッドボードの着物生地は京都らしい趣向
ヘッドボードを彩るタペストリーは、江戸時代から大正期の着物の生地が使われて、部屋ごとに色や模様、織り目などのテクスチャーがすべて異なります。外国人旅行客も多いホテルなので、ナイトウエアは日本の伝統を感じられる浴衣を採用しています。

▲歴史を感じる設えも
すべての客室には古民家で使われていた木材も飾られて、京都に根付いた長い歳月を感じます。

▲バスルーム
バス・トイレ・洗面はそれぞれ独立していて、御影石のバスルームには深めのバスタブと洗い場があります。バスアメニティーはカナダのオーガニックブランド「ファーマコピア」を採用。すべての客室にバスローブが用意されています。
|体が目覚めるモーニングアクティビティ
心と身体を整える朝の体験を週2回、1階にある「ギャラリー」で開催します。火曜日は体をほぐす「ヨガ」、木曜日は内面に意識を向ける「瞑想」です。時間:8時から8時45分(45分)料金:1人¥2,000(税込・事前決済制)

▲心が磨かれる体験
この日はゆったりとポーズを変えながら「瞑想」を体験。通常のヨガとは違って、体はもちろん心にも響く体験です。窓から差し込む柔らかな光の中で、体の隅々にまで意識が届くと共に、小鳥のさえずりに耳を傾け、様々な感覚が目覚めます。清々しい一日の始まりに、静かで上質な時間を過ごすことができました。
|ハーフビュッフェスタイルの朝食
朝食はホテル1階の「カフェ 33」でハーフビュッフェを用意します。メニューは洋食か和朝食から選択。和朝食はソフトドリンクとフルーツのみビュッフェ台から選べます。営業時間は6時30分からで、最終入店時間は10時30分。出発が早いゲストはテイクアウトも可能です。

▲早朝の「カフェ 33」
朝食は多くのゲストで賑わっていました。運よく窓際の席に座れると枯山水の日本庭園が眺められます。朝食の定番、ソーセージやベーコンをはじめ、ブロッコリーやジャガイモ、しめじなどグリル野菜が充実。デニッシュパンやフルーツ、国産豚「レッグハム」など、多彩な料理を用意します。

▲グリル料理やパンなどが並ぶビュッフェ台
ヨーグルトコーナーにはスーパーフードの「チアシード」があるほか、ミルクやヨーグルトと混ぜて一晩置いた「バーチャミューズリー」はスイスやドイツでも人気です。フルーツのトッピングもおすすめです。

▲フレッシュなサラダ、ハム、チーズ、ヨーグルトなど
テーブルでオーダーするメインの卵料理は、イタリアンエッグベネティクトをチョイス。ハムがサンドされ黄身がトロリと流れ出すまろやかな味わい。このほかオムレツやスモークサーモンスクランブルエッグ、フレンチトースト、ワッフルなどから選ぶことができて、お代わりも自由です。

▲卵料理は注文ごとに出来立てが運ばれます
ビュッフェ台に置かれた大きな塊の「レッグハム」は、シェフが目の前でカットして焼き上げます。ステーキのように大きなハムは、柔らかくジューシーで香ばしい香りも楽しめます。メイン料理並みに存在感抜群の一皿でした。

▲国産豚「レッグハム」はインパクト大
千年の都・京都にあって、至る所にその伝統と現代的な美を見つけることができる【ハイアット リージェンシー 京都】。古都の風情にさり気なく触れながら、上質な時を過ごせます。続く記事では、スイートルームやディナー、スパなどを紹介します。宿泊はもちろん、時には食事やバータイムを愉しみ、普段はケーキを購入しにと、思いのままに利用してみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:ハイアット リージェンシー 京都 https://www.hyatt.com/hyatt-regency/ja-JP/kyoto-hyatt-regency-kyoto>
2025/10/25| TAGS: lifestyle
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