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糖質をカットしてるのに痩せない…。太りやすい&痩せにくいの原因は「食べ方リズム」にアリ

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「糖質を減らせば痩せるはず」と信じて、パンやご飯を我慢しているのに結果が出ないと悩んでいませんか?実は、太りやすい&痩せにくい原因は“糖質の摂取量”ではなく、糖質を「いつ・どう食べるか」という“食べ方リズム”にあるのかもしれません。そこで今回は、ダイエットにおけるよくある失敗と、今日からできる改善策を紹介します。

 

|朝食を抜くと、体が“省エネモード”になってしまう

 

「朝食を抜けばカロリーを抑えられる」と思いがちですが、実は逆効果。長時間の空腹状態が続くと、体はエネルギーを節約しようとする“省エネモード”に入り、かえって日中に食べたものを脂肪としてため込みやすくなります。また、空腹が長く続くと血糖値が急上昇し、脂肪をため込むホルモン「インスリン」が過剰に分泌されることも。

 

 

そのため、軽めでもOKなので、タンパク質と炭水化物を組み合わせた朝食(例:卵+ご飯、ヨーグルト+バナナなど)を摂るようにしましょう。体内時計がリセットされて、1日の代謝のスイッチが自然とオンになります。

 

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|“糖質ゼロ”や“糖質オフ”の食品に頼りすぎていませんか?

 

“糖質ゼロ”や“糖質オフ”などの食品ばかりに頼ってしまうのも、太りやすい&痩せにくいの原因の1つ。そもそも糖質の摂取量が少なすぎると、体は筋肉を分解してエネルギーを補おうとするため、筋肉量が減って基礎代謝が低下してしまうのです。そして、結果的に“食べても太る体質”に近づいていきます。

 

さらに、人工甘味料を使った食品を摂りすぎると、脳が「甘いものをもっと食べたい」と錯覚し、食欲の暴走を招くリスクも。決して糖質は“悪者”ではないという意識を持ちましょう。また、玄米や全粒粉パン、根菜など「質の良い糖質」を適量とることも心がけたいポイントです。

 

|夜の“糖質まとめ食い”は脂肪を増やす原因に

 

「昼は忙しいからあまり食べないようにして、夜にまとめて食べる」という食生活のパターンも太りやすい習慣の代表格。夜は活動量が少なく、摂ったエネルギーを消費しきれないため、脂肪として蓄積されやすくなります。さらに、夜遅い食事は睡眠の質を下げ、翌日の代謝にも悪影響です。

 

理想は、おにぎりやナッツ、ゆで卵などを“分けて食べる”分食スタイル。1日3〜4回に分けて少量ずつ食べることで血糖値の急上昇を防ぎ、脂肪の蓄積を抑えることができます。食べ方のリズムを整えることこそ、代謝を上げるいちばんの近道です。

 

糖質やカロリーをカットすることより、「食べ方リズム」を整えることが痩せ体質に近づく第一歩。朝・昼・夜の食事バランスを意識し、空腹時間を極端に長くしないことがポイントです。まずは、自分の生活に合った食べ方リズムを見つけて、“頑張りすぎないダイエット”を始めてみませんか?<取材・文:beauty news tokyo編集部>


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