そして睡眠が不足すると「食欲を抑えるホルモン(レプチン)」が減少し、「食欲を高めるホルモン(グレリン)」が増加。甘いものや脂っこいものが無性に食べたくなるのは、このホルモンバランスの乱れが原因です。
さらに、慢性的な睡眠不足は基礎代謝を下げるため、同じ筋トレをしても消費エネルギーが減少。つまり、夜に一生懸命筋トレをしても、痩せにくい体質を自らつくり出してしまうことに。「頑張っているのに結果が出ない」と感じる人は、運動そのものではなく、運動によって睡眠の質が下がっていることに原因が隠れているかもしれません。
|寝る前の運動は“副交感神経を優位にするもの”がおすすめ
それでも夜しか運動の時間が取れない人は、運動の内容を見直しましょう。寝る直前に腹筋やスクワットなど高強度の筋トレをするのではなく、副交感神経を優位にできるストレッチやヨガに切り替えるのがおすすめです。
深い呼吸をしながら行う前屈ストレッチや、肩・股関節をゆるめるポーズは、体をリラックスさせ睡眠の質を高めてくれます。どうしても筋トレをしたい場合は、就寝の2〜3時間前までに終えるのが理想。それが難しいときは、運動後に入浴や深呼吸でクールダウンをしてからベッドに入るとよいでしょう。
寝る前の筋トレは、努力しているつもりでも睡眠の質を下げ、痩せにくさを招く落とし穴。夜は体を休める準備に切り替え、運動と休息のバランスをとることでダイエットを成功に導きましょうね。<取材・文:beauty news tokyo編集部>
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2025/10/03| TAGS: beauty
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