「彼は本気。きっと信じていいはず」——そう思って不倫関係にのめり込んだ私・美咲(仮名/35歳・アパレル勤務)が辿ったのは、想像以上に苦しい結末でした。今回は、7歳年上の既婚男性との“不倫に本気になってしまった”体験を赤裸々にお話しします。
「妻とは別れる」という言葉を信じて
相手は広告代理店で働くTさん(42歳)。出会ったのは取引先との打ち合わせでした。最初は頼れる上司のような存在でしたが、飲みに誘われるようになり、次第に特別な関係に。
彼は何度も言いました。
「妻とはもう冷めきっている。別れるつもりだから」
「君といる時間が本当の自分なんだ」
その言葉に心を許し、「いつか一緒になれる」という気持ちが膨らんでいきました。旅行先で「ここに新婚旅行で来たいね」と笑う彼の姿に、私は未来を描いてしまったのです。気づけば3年。けれど離婚話は一向に進まず、私の大切な時間だけが過ぎていきました。
隠しきれなかった関係と周囲の視線
「彼が本気だから」と思うと、隠すことが次第に苦しくなっていきました。そんなある夜、駅で偶然同僚に2人でいるところを見られ、翌日には職場で噂になっていました。
「最近、美咲さん、既婚者と付き合ってるらしいよ」
背後からそんな声が聞こえるたび、心臓が締め付けられる思いでした。上司からは「社内での評判を考えろ」と注意され、同僚には「不倫なんてやめときなよ」と冷たい言葉を浴びせられる日々。結局、居づらくなって退職することに。彼は「すぐに籍を抜くから一緒に暮らそう」と言ってくれましたが、その約束は果たされないまま。私だけが仕事も居場所も失っていきました。
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2025/10/05| TAGS: lifestyle
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