ファッションは年々シルエットや素材感が変わり、かつて流行したアウターも今では古臭さを感じさせることがあります。そのため、「まだ着られるから」と着回しているアウターが、実は“おば見え”の元凶になっているかも。特にアウターは面積が大きいため、一着で印象を決定づけてしまうのです。そこで今回は、大人世代が避けたい「時代遅れアウター」をピックアップし、NG理由とアップデートのポイントを解説します。
|ぐるぐる巻き必須の“大判ストール付きコート”
かつては防寒もおしゃれも兼ねて人気だった大判ストール付きのコート。しかし、ぐるぐる巻きで首元を覆うスタイルは、今や野暮ったく見えやすい代表格。ボリューム感が顔周りを大きく見せ、全体の抜け感を奪ってしまいます。
代わりに、ショート丈ジャケットや軽めのチェスターコートと、コンパクトなマフラーを組み合わせるのが今っぽい選択。首元をすっきりさせるだけで若々しい印象に変わります。
|シルエットが古臭い“ボックス型ジャケット”
肩パッドが強調されたジャケットや、丈が中途半端でずんぐり見えるボックス型ジャケットは、時代遅れ感を漂わせるNGアウター。特に体型を大きく見せる四角いシルエットは、大人世代の魅力を隠してしまいがちです。
今はオーバーサイズでも直線的なIラインやクロップド丈がトレンド。ノーカラージャケットや、ウエスト位置が高く見える短丈のジャケットを選べば、洗練されたシルエットに刷新できます。
|ウエストをぎゅうぎゅう締め付けた“太ベルト付きコート”
一時期は「ウエストを強調すれば細見え」と支持された太ベルト付きコート。しかし、今では逆に昔っぽく見えやすく、頑張りすぎた印象を与えがちです。特にベルトをぎゅうぎゅう締め付けてしまうと不自然さが際立ち、大人の余裕が感じられません。
現在の正解は、細ベルトで軽くウエストを絞る程度か、ストンと落ちるシンプルなIラインコート。自然なシルエットを選ぶことで、洗練された大人スタイルに見せられます。
▲同じアウターでも、シルエットと素材感を更新するだけで見違えるほど若見え!左から「軽めのチェスターコート+マフラー」「ノーカラージャケット」「Iラインロングコート」の3スタイル。大人世代こそシンプルに削ぎ落としたデザインのアイテムが印象を格上げ。重心が上がり、全体が軽やかで都会的に見えるのがポイントです
アウターは全身の印象を決定づける大切なアイテム。今回挙げた3アイテムは大人世代が老け見えを避けるために見直したい存在です。代わりにシンプルで軽やかなシルエットを選べば、同じ防寒でも若々しく、今っぽさが漂うスタイルに変わります。次の季節に向けて、ぜひクローゼットのアウターをアップデートしてみてくださいね。<text:ミミ 監修:YOMI(パーソナルスタイリスト)> ※本コンテンツの画像は生成AIを利用して作成しています
2025/10/13| TAGS: beauty
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