寒さが深まる季節。「なんとなく体が重い」「食べる量は変わってないのに太りやすい気がする」など“冬太り”の悩みを抱える人は少なくありません。実は、冬は気温の低下によって体が冷え、代謝が下がりやすい季節。さらに外出や運動の機会も減り、消費カロリーが落ちやすいため、脂肪がつきやすくなるんです。
とはいえ、ハードな運動や厳しい食事制限は続きません。大切なのは、日常の中で代謝のスイッチを入れられる“小さな習慣”。そこで今回は、“代謝が落ちやすい冬”に効く【簡単ダイエット習慣】を紹介します。
|「温める」だけで代謝は変わる。まずは体の内側から
冬に代謝が落ちる最大の理由は“冷え”。体温が1℃下がるだけで、基礎代謝は10%以上低下すると言われています。なので、朝起きたら白湯をゆっくり一杯飲む、味噌汁・根菜・生姜・スープを意識的に食事にプラスする、入浴はシャワーで済ませず湯船に浸かるなど、体を“内側を温める”習慣を味方に。

特に「温かい汁物」は、体を温めながら満足感も出るので食べすぎ防止にも有効。じわっと代謝の底上げにつながります。
|「夜ごはんのタイミング」を整えるだけで太りにくくなる
冬は食欲が強まりやすく、夜に食べすぎる人が増えがち。ただし、太りやすいのは“何を食べたか”より“いつ食べたか”。
夜ごはんは就寝3時間前を目安にし、最初にスープ・サラダ→後から主食の順に食べ、炭水化物を「いつもより一口だけ減らす」から始めましょう。我慢する・抜くではなく、“食べ方を整える”よう切り替えることがコツです。
|1日1分でOK。“姿勢スイッチ”で代謝がゆるやかに上がる
冬に代謝を落とさない人が意識しているのは “姿勢”。猫背のままだと呼吸が浅くなり、体幹が使われず、代謝は下がってしまいます。そこで、1日1分の姿勢リセットを。やり方は、
(1)イスに浅く座って背すじを伸ばし、胸を軽く開く
(2)ゆっくり深呼吸を5回する
これだけで、体幹が使われ、脂肪を燃やすスイッチが入りやすい状態に。寒くて運動できない日でも続けられます。
冬は太りやすい季節ですが、小さな“温める・整える・呼吸する”の積み重ねで、代謝はちゃんと戻せます。頑張りすぎず、今日できることをひとつだけ行う。その積み重ねが“軽やかな自分”をつくります。<取材&文:beauty news tokyo編集部 監修:KEI(パーソナルトレーナー歴5年)>
2025/11/14| TAGS: beauty
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