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体は温かいのに足先だけ冷たい…。大人世代に多い“隠れ冷え”の原因と改善策

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冷えの原因は運動不足だけではありません。大人世代に特に多いのが、“身体の締めつけ”と“同じ姿勢の固定”。細身のパンツや強いタイツによって足首まわりが圧迫されると、血流が滞りやすくなります。

 

また、ストレスや睡眠不足で自律神経が乱れると、体は熱を逃がさないように末端の血管を収縮させ、結果的に足先だけ冷えることも。思い当たる癖がある人は多いはずです。

 

|“足首〜つま先”をほぐすだけで巡りが変わる

 

特別な運動をしなくても、日常の中でできることはたくさんあります。まずは、足首をゆっくり回すストレッチを1日数回。血流の通り道となる足首が柔らかくなるだけで、末端の巡りが改善しやすくなります。

 

また、椅子に座るときは“ひざの角度を90度に保つ”ことを意識すると、足元が圧迫されず巡りがスムーズに。さらに、お風呂で足先にじんわりシャワーを当てるだけでも、巡りが整いやすくなります。

 

|冷えが続く人ほど“生活のクセ”を見直すのが近道

 

足先の冷えは、実は“無意識のクセ”によって悪化していることも多いもの。エアコンの風が足元に当たる場所で作業していたり、冷たい飲み物を習慣的にとっていたり…。こうした小さな行動の積み重ねが、冷えのループを作ります。まずは、“冷やす行動を減らす”ことからスタート。大きな変化より、生活のクセをひとつずつ整えるほうが、確実に改善につながります。

 

足先の冷えは、体からの小さなサイン。手軽な習慣からで十分なので、できることを少しずつ取り入れていくだけで巡りは変わります。季節を問わず冷えに悩まない足元をめざして、今日から生活習慣の見直しを始めてみてください。<取材・文:beauty news tokyo編集部>


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