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東京・丸の内の【明治生命館】がリニューアル。名建築カフェのスイーツやアフタヌーンティーに注目

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皇居のお堀に向いた明治生命館が、1階と2階をリニューアル。新たに「明治安田CAFE 丸の内」をくわえ、25年11月22日(土)にオープンしました。昭和9年(1934年)に竣工したネオ・ルネサンス様式の建物は重厚かつ優雅。名建築のカフェではパフェやケーキ、アフタヌーンティーなどを用意します。

 

|歴史を感じられる気品ある建物が見事

 

昭和の建物として初めて国の重要文化財に指定された明治生命館。設計は東京美術学校(現、東京芸術大学)の岡田信一郎教授が担当。地上8階地下2階の鉄骨鉄筋コンクリート作り。戦後はGHQに接収されるなど、歴史に彩られた建物です。

 

▲東京駅から徒歩約5分

 

外観は華麗なコリント式の柱が立ち並び、アカンサス模様の装飾などがほどこされた印象的な姿です。夜になるとライトアップされ、昼間とは異なる建築美を楽しめます。

 

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▲2階の通路

 

スマホでQRを読み込むと、音声ガイドを聞きながら館内を巡ることができます。2階には竣工当時のままの執務室や会議室、応接室、電話交換室なども保存され、自由に見学ができます。

 

▲天井の作り込みも見事

 

中央にある天窓を取り囲むように天井は漆喰と石膏で構成。特徴的な八角形の中心には同じく石膏で作られた花飾りが施され、繊細なデザインは息をのむ美しさです。

 

▲大理石で作られた柱の装飾も優美です

 

館内の柱は古代ローマ時代に確立され、現代も制作される石造りの建築様式を採用。イタリア産の大理石で作られた柱は、吹き抜け部分は優しい意匠のイオニア式、2階回廊の壁側にある柱はシンプルなトスカナ式の装飾です。

 

▲応接室や食堂なども見学ができます

 

椅子がずらりと並ぶ食堂は、テレビドラマの会議室に出てくるような上質な雰囲気。細かな装飾が施された天井も見どころです。写真下は隣接する配膳用の小部屋で、木製の扉がついた小型のエレベーターで地下の厨房から料理を運び上げる仕組みです。

 

明治生命館 重要文化財 一般公開 開館時間:9:30~19:00(最終入館は18:30)入場無料。休館日:月曜日(祝休日は開館し翌平日が休館) 12/31-1/3 および建物定期点検日

 

|壮麗な建物で憩う特別なカフェ時間


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