下半身太りやヒップラインの崩れは、筋力低下だけでなく骨盤の傾きや姿勢のクセが影響していることが多くあります。骨盤がぐらつくと太もも前側にばかり負担がかかり、張りやすくなるうえ、お尻や太もも裏は使われにくくなるため、全体が重たく見えてしまいがちです。
セツバンダーサナは、骨盤を安定させながら太もも裏(ハムストリングス)とお尻をしっかり働かせる動きが特徴。日常生活では使われにくい“下半身の後ろ側”が目覚めることで、負担の偏りが整い、脚のラインが引き締まりやすくなります。さらに、骨盤まわりの巡りが良くなることで、冷えやむくみ対策にもつながります。
【セツバンダーサナ】
(1)床に仰向けに寝て両ひざを立てる

(2)ゆっくりとお尻を持ち上げていく

(3)お尻を持ち上げ切ったら、体の下で両手を組んで胸を開いて3〜5呼吸(約30秒間)キープする

▲体の下で両手を組むことが難しいなら、無理せず腕を体の横に置いておく形でOKです
期待する効果をきちんと得るためには「お尻と脚の裏の筋肉がきちんと使えていることを意識すること」がポイント。お尻をしっかりと上にあげ、胸を開くことで、脚の裏の筋肉をしっかり使いましょう。なお、お尻を上げきれてなかったり、お尻を上げていくうちにひざが開いてしまったり、足を置く位置がお尻から離れすぎていたりしないように注意してくださいね。<ヨガ監修:Minami(インストラクター歴4年)>
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2025/12/17| TAGS: beauty
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