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“とりあえず甘い物”が太りやすさの原因に?血糖値の乱れがダイエットを妨げる理由

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お腹が空いたときに適度に食べることは自然な行動です。ただ、空腹ではないのに“気分で食べる”行動が続くと、体の「本当の空腹サイン」が分かりにくくなり、食欲のコントロールが難しくなります。

 

さらに、血糖値が乱れると、満腹・空腹を調整するホルモンのバランスも崩れやすくなるもの。その結果、「さっき食べたのにまた甘い物が欲しい」という状態になり、糖質を取りすぎる悪循環へ陥るのです。集中力が落ちたり、眠気を感じやすくなるのも血糖値の動きが影響しているといわれています。

 

|間食するなら“選び方”と“タイミング”を意識する

 

間食自体をやめる必要はありません。大切なのは、血糖値を大きく動かしにくい食品を選ぶこと。ヨーグルトやナッツ、チーズなど、タンパク質や良質な脂質が含まれた食品なら、血糖値の急上昇を起こしにくく、満足感も得られます。

 

また、どうしても甘い物が食べたい日は、食後に少量取り入れるのがおすすめ。食後なら食物の消化が始まっているため、空腹時ほど血糖値が急に上がりません。「とりあえずの一口」をやめるだけで、食欲の波が落ち着き、ダイエットにもプラスに働きます。

 

甘い物は心のリフレッシュにもなりますが、日常的に“とりあえず”で続けると血糖値が安定しにくく、太りやすさや集中力の低下にもつながります今日からできる範囲で習慣を見直して、体にも気持ちにも良いリズムを作り出していきましょう。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>


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