40代以降は、女性ホルモンの分泌バランスがゆるやかに変化し始める時期。この影響で、脂肪が燃えにくくなったり、下腹部や腰まわりに脂肪がつきやすくなったりする傾向が見られます。
体重に大きな変化がなくても、「体のラインが変わった」「以前より締まりがなくなった」と感じやすくなるのも、この時期ならでは。数字だけを追いかけるダイエットが、しっくりこなくなるのは自然なことです。
|忙しさが“無意識の太りやすさ”につながることも
仕事や家庭、人間関係など、40代以降は日々の役割が増えやすい時期でもあります。睡眠不足やストレスが続くと、自律神経のバランスが乱れ、体は脂肪を溜め込みやすい状態になりがちです。
「運動する時間が取れない」「疲れて続かない」といった状況が重なると、頑張ろうとしても結果が出にくく、気持ちが折れてしまう悪循環に陥ることもあります。
40代以降のダイエットがうまくいかないと感じるのは、年齢のせいでも、意志の問題でもありません。体の変化に対して、これまでの方法が合わなくなってきただけ。これまでと同じやり方で結果が出にくくなったときこそ、体と向き合い直すタイミング。減らすことに意識を向けすぎず、整えることを優先することで、体は少しずつ応えてくれます。<取材&文:beauty news tokyo編集部 監修:かめやまあけみ(食生活アドバイザー)>
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2025/12/19| TAGS: beauty
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