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夜になると不安が強くなるのはなぜ?40代から感じやすい“脳と自律神経”の関係

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昼間はそれなりに元気に過ごせていたのに、夜になると急に気持ちが落ち着かなくなる。理由もないのに不安が膨らんだり、過去のことや先のことを考えて眠れなくなったり…。そんな変化を感じ始めるのが、ちょうど40代前後です。実はこの「夜になると不安が強くなる状態」、性格や気持ちの問題ではなく、脳と自律神経の働き方が関係しているケースが少なくありません。

 

|夜は“考えすぎスイッチ”が入りやすい時間帯

 

日中は仕事や家事、外部からの刺激によって意識が外に向いていますが、夜になると急に静かな時間が増え、脳の意識が内側へ向かいやすくなります。その結果、心配事や未解決の感情にフォーカスしやすくなり、不安が膨らみやすい状態に。さらに40代以降はホルモンバランスの変化により、感情をコントロールする脳の働きも揺らぎやすくなり、「夜になると気持ちが落ちる」という感覚が起きやすくなるのです。

 

|自律神経の切り替えがうまくいかないと不安が増幅する

 

本来、夜は副交感神経が優位になり、心身がリラックスモードへ切り替わっていきます。しかし日中の緊張が抜けないまま夜を迎えると、交感神経が高ぶった状態が続き、体は休む準備ができていないまま。すると脳は疲れているのに落ち着けず、ネガティブな思考が止まらなくなるという悪循環に陥ります。不安が強くなる夜ほど、実は体が「休みたいのに休めない」状態に近づいているのです。

 

|夜の不安をため込まないための“気持ちのゆるめ方”

 

夜の不安対策で大切なのは、考え込む前に一度“頭をゆるめる時間”をつくること。スマホを見続ける代わりに、照明を落として深呼吸する、ぬるめのお風呂で体を温める、今日あったことを短くメモに書き出して頭から出す。こうした小さな切り替えが、脳に「もう頑張らなくていい時間だ」と伝えてくれます。不安を無理に消そうとするより、考え続けない環境を整えることが、大人世代には現実的なセルフケアなのです。

 

夜になると不安が強くなるのは、1日中働き続けた脳と、自律神経の切り替えが追いついていないサインであることがほとんど。だからこそ必要なのは、気合いで乗り切ることではなく、静かにゆるめる時間を持つこと。眠る前の過ごし方を少し変えるだけでも、気持ちは驚くほど穏やかに変わっていきます。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:中村チエ(薬剤師)>


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