整理整頓や片づけは、少しでも生活を快適にするために避けては通れない課題の1つですが、いざ取り組んでみたところで「なかなか片づかない…」という方は少なくないようです。そこで、整理収納アドバイザーとライフオーガナイザーの資格取得の際に学んだ内容から、仕事や家事、気持ちを片づけるときの基準にしていることを紹介します。
|ミールキットは「手作り」なのか問題
「自分の作ったご飯の味つけに飽きた…! 誰かの味が食べたいです」
と思ったときにお世話になっている、Oisixのミールキット。その夜は、豚肉の味噌漬け焼きと大根と水菜のサラダを作って娘に出しました。
娘「これ、おいしいね」
わたし「うん、おいしいよね。なんかちょっといい豚肉みたい。Oisixのだから品質は確かだよ」
娘「…ということは、これ、ママの味付けじゃないってこと?」
わたし「うん、Oisixさんの味付けだね」
娘「なーんだ…ママのご飯じゃないのか」
ん…………?いや、これ、わたしが肉を焼いたし、付け合わせのサラダの野菜も切ったのだよ。食材と調味料を揃えるのをOisixさんに手伝ってもらっただけなのよ。でも、娘にとっては、これは家の味ではなく「よその味」で、わたしの手料理ではないそうです。びっくりだ。もちろん、そんな声には負けることなく、これからもミールキットにはお世話になる気満々です。
ただ、この娘の言葉をきっかけに、
「家で作るご飯のどこからが、わたしの『手作り』なんだろう」
と考えてみました。今回は、「味付け」がわたしによるものではない=母の手作りではないという、娘による新たな設定が生まれたわけですが…。
そう考えていくと、たとえば、市販のルーを使ったクリームシチューやハヤシライス、買ってきた酒粕で漬けておいた魚を焼いたもの、スーパーやカルディで買ったスパイスに着けておいた肉を焼いたもの。これらはわたしが作った料理ですが、味付けはわたしのものではありません。
さらにさらに。そもそもわたしは、昆布やいりこ、かつお節などからだしをとってもおらず、市販のおいしい(茅乃舎の)だしパックを愛用しています。このだしで似た野菜の煮物、だしで作った豚汁、このだしで味付けしたチキンライスなども、味付けは完全にだし頼みなので、わたしの味付けではないのではないか…。
ここまで考えた結果、そもそも、調味料を自分で作っていない以上、醤油や白だし、めんつゆなどで味付けしたものも手作りとは認められないのでは…!というところまで行きついてしまいました。あぶないあぶない。
でも、確かに、わたし自身、ミールキットを使うメリットについて、この前、日記にこんな風に書いています。
自分で野菜を切る、炒めるなどの調理はするけど、自分ではなくOisixの味付けなので、「まるで誰かに作ってもらった」ような気持ちになれるのがいいところ。
「まるで誰かに作ってもらった」ような気持ちに
……これだ!わたしはこれを求めて、ミールキットで夕飯を作っている。自分が生み出していない味付けだから、うれしい。そしてそれは、娘にとっては「家の味じゃないじゃん」ということ。そりゃそうか、と納得しました。
つまり、我が家においての「母の手作り」かどうかは、わたしが「まるで誰かに作ってもらった」ような気持ちになるかどうかだと定義します。
そう思うと、市販のルーやスパイスを使って煮たり焼いたりした料理は、グレー。味を決める、という大事なところを完全に頼っているからです。
でも、醤油やみりん、めんつゆなどを配合し、組み合わせて味を作っている煮物などは、自分が味の責任をとっているので、母の手作り認定、ということでいいのではないでしょうか。
というわけで、我が家においてミールキットで作ったご飯は「母の手作り」ではない、という定義に落ち着きました。<text:なまけるための片付け/花太郎(整理収納アドバイザー) https://note.com/namake_kataduke> ※画像は生成AIで作成しています
2026/03/29| TAGS: lifestyle
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