これまでも “土地柄” にこだわったアフタヌーンティーを用意してきた星野リゾートの宿泊施設。伊豆半島が日本一の生産量をほこる水わさびの産地であることから、わさびを使ったアフタヌーンティーを初開催。斬新なだけでなく、わさびの美味しさを広めたいという願いも込めています。

▲ツリーハウスの中でアフタヌーンティー
「水わさび香る新緑のアフタヌーンティー」はわさびを使ったスイーツ4種類にセイボリーは3種類。ウェルカムドリンクと無料で楽しめる数種類の紅茶をそろえます。緑豊かなテーブルはわさび田をイメージ。スイーツとセイボリーを飾る特製スタンドは、大中小の石を積み上げた伊豆特有の栽培方法「畳石式」をモチーフに、清浄な湧水が棚田のわさび田にかけ流される様子を表現しています。

▲水わさびを栽培する棚田をイメージ
スイーツなどに使われるわさびの量は控え目で、その分フレッシュなわさびを自分ですりおろしてトッピング。特に春先のわさびは冬に栄養を蓄えて、辛みを抑えたみずみずしく爽やかな風味。薬味としてのワクを超え、その美味しさを純粋に味わってもらう狙いです。

▲水わさびを擦りおろしてアレンジ
ウェルカムドリンクは「わさびの冷茶」。シャンパングラスに注がれた冷茶に、自分ですりおろしたわさびを落とします。お茶にわさびは初体験。まずは控え目に少量をトライ。すると爽やかなわさびの風味とお茶の清涼な味がマリアージュ。もう少しわさびらしさが欲しくなり、さらに擦りおろして追加。スッキリとした辛味がお茶の味を引き締めます。いっぽうの生チョコもわさびとの相性が抜群で、濃厚なチョコレートとは真逆の爽快な辛味がドッキング。多めに乗せるのがおすすめです。

▲「わさびの冷茶」と、水さわびをトッピングした生チョコ
上段の「わさび香る生チョコレート」はわさび入りで、伊豆名物の「ぐり茶」のパウダーが振りかけられています。そのままいただいても、ビターなチョコレートにほんのりわさびが香ります。いっぽうの「柑橘とわさびの爽やかなジュレ」は、オレンジのコンポートの甘酸っぱさが心地よく、上部の透明なわさびジュレでさっぱりした味わい。わさびの風味は控え目なので、多めの追いわさびで甘酸っぱさが際立ちます。

▲「わさび香る生チョコレート」と「柑橘とわさびの爽やかなジュレ」
クリームにわさびを使った濃厚なバスクチーズケーキにはわさびの葉をトッピング。追いわさびでさらに清涼感が加わりチーズの風味が引き立ちます。マカロンは中にわさびの入った柑橘のジュレをサンド。わさびと柑橘の意外な相性を楽しむことができました。

▲「バスクチーズケーキ わさびクリーム」と「ピスタチオのマカロン」
わさびの辛さに強弱をつけた3品のセイボリーも個性的。ピンチョスは、生ハムにたっぷり巻かれたわさび菜の辛みがツーンと鼻に抜けました。「わさびのポテトタルト」は、英国スタイルのアフタヌーンティーには付き物のきゅうりを使い、タルトの上にきゅうりロールをトッピング。「サーモンと柑橘のマリネ」はわさびを使ったドレッシングにニューサマーオレンジの甘酸っぱさが際立つ一品です。

▲「生ハムとわさび菜のピンチョス」。「わさびのポテトタルト」と「サーモンと柑橘のマリネ」
和食がユネスコの無形文化遺産に登録され、世界中の料理人が注目するようになった日本の “わさび”。わさびを使ったチョコレートはありますが、日本独自に発展するアフタヌーンティーにわさびを合わせたのはイノベーティブ。これから増えて欲しいと願う “わさびスイーツ” です。
|ガーベラの染色体験「天空の花咲くリゾナーレ」
2026/04/11| TAGS: lifestyle
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