special reportスペシャルレポート

「走ってもいないのに、胸がドキドキ…」40代から知っておきたい動悸と女性ホルモンの関係

Twitter
LINEで送る

階段を上ったわけでも、走ったわけでもない。それなのにふと、心臓がドキドキしていることに気づく。40代を過ぎた辺りから、そんな経験が増えたという声は少なくありません。

 

実は心拍は、運動した時だけに変わるものではなく、自律神経によって無意識のうちに絶えず調整されているもの。今回は、40代・50代が知っておきたい「動悸を感じやすくなる理由」を紹介します。

 

心拍が変わるのは「運動した時」だけではない

 

私たちの心臓は、体の状態に合わせて1日中、拍動の速さを変え続けています。運動した時はもちろん、緊張した時、驚いた時、暑さを感じた時にも、自律神経の働きによって心拍は変化するのです。普段は意識にのぼらないこの変化を強く感じ取ると、「心臓がドキドキする」「脈が気になる」といった感覚につながることも。つまり動悸は、体を動かした時だけに起こるものではないと言えます。

 

更年期には「心拍の感じ方」が変わることも

 

40代以降は、更年期に向けてエストロゲンなどの女性ホルモンが大きく変動する時期。この変動にともなって自律神経の働きにも揺らぎが生じることがあり、ほてりや発汗とともに動悸を感じる人もいます。ただし、動悸の原因は女性ホルモンだけとは限りません。睡眠不足やストレス、カフェインのとりすぎ、貧血、甲状腺や心臓の病気などが関わっているケースもあるので、「更年期だから仕方ない」と決めつけないことが大切です。

 

「いつドキドキするか」を記録してみる

 

動悸が気になる時は、「いつ起きたか」「どのくらい続いたか」「その時何をしていたか」を簡単にメモしてみましょう。続けるうちに、睡眠やカフェイン、ストレスなどとの関係が見えてくることがあります。

 

一方で、胸の痛みや強い息苦しさ、失神や意識が遠のく感覚をともなう場合、あるいは強い動悸が断続的に続く場合は、様子を見ずに早めに医療機関へ相談してください。

 

40代以降の動悸には、女性ホルモンの変動だけでなく、自律神経の揺らぎ、生活習慣、病気など、さまざまな要因が関係している場合があります。覚えておきたいのは、心拍は運動していない時も、自律神経によって絶えず調整されているということ。「更年期だから」と片づけず、いつ、どんな時にドキドキするのかに目を向けることが、今の自分の体を知る手がかりになるでしょう。<取材・文:beauty news tokyo編集部 監修:中村チエ(薬剤師)> ※画像は生成AIで作成しています ※本記事は一般的な健康・美容情報をもとに編集部が構成しています ※体調や症状には個人差があります。気になる症状がある場合は医療機関へご相談ください


border