2024年6月に開業した【キャプション by Hyatt なんば 大阪】。日本の文化はもちろんのこと、大阪らしいちょっと過剰な土地柄を、ユニークな館内デザインに盛り込んだセレクトホテルです。特に大阪の “裏なんば” と呼ばれる一帯のごちゃっと賑やかな雰囲気や、どんな事柄も受け入れる懐の広さなど、いろいろな “オモロイ” が見つかる地域密着型のホテルです。
|ホテルの中は見どころいっぱい!
アメリカ・シカゴに拠点を置くハイアット ホテル&リゾーツの中でも、特にカジュアルで、さらに遊び心やしゃれっ気をたっぷり込めたホテルが、2022年に誕生したハイアットの新ブランド「キャプション by Hyatt」です。日本初上陸の「キャプション by Hyatt なんば大阪」に続き、2025年10月には【キャプション by Hyatt 兜町 東京】もオープン。個性あふれるホテルステイを楽しめます。

▲なんばに近く観光にも便利。夜遊びにもピッタリ!
ホテルは地下鉄と近鉄の日本橋駅より徒歩約6分、地下鉄なんば駅から徒歩約10分で、なんばグランド花月や千日前道具屋筋商店街のさらに奥。いわゆる “裏なんば” と呼ばれるディープなゾーンの一角です。堺筋に面していて、黒門市場もすぐ近く。アメリカの劇場や映画館を思わせるエントランスが目印です。

▲お洒落なレセプション
ホテルに入るとレセプションは高い吹き抜けになっていて、スタッフは親しみのあるTシャツ姿。すぐ横の両替機には招き猫と共に金貨が盛りだくさん。商人の町大阪らしいユーモアと気軽さに迎えられます。

▲ホテル1階は “たまり場” のTalk Shop
ホテルにはロビースペースはなく、「Talk Shop(トークショップ)」 という、旅人も地元の人も遊びや仕事で気軽に過ごせる “たまり場” を用意。カフェ利用しながらコワーキングスペースとして使う人も多く見かけます。吹き抜けには雲をイメージした照明のアートが架かり、雨や雷、夜明などの天候を表現した照明で、夜に見るとなんだか幻想的。さらに惜しまれつつ閉店した大阪の書店「スタンダードブックストア」の店主・中川和彦氏がセレクトした本が置かれ、自由に手に取ることができるのも魅力です。

▲雰囲気満点のバーカウンター
カクテルなどに使われるお酒やリキュールのビンが並び、ドリンクやフードのメニューが架かります。

▲ドリンクやおつまみ、オリジナルグッズを販売
Talk Shop の一角にある物販コーナーでは、ホテルオリジナルのサンドイッチなどの軽食やソフトドリンク、アルコールなどを販売。客室に置かれたホテルオリジナルグッズの「マグカップ」や「あめちゃん」も滞在の記念におすすめです。そして、ショッピングバッグに描かれたサングラスをかけた人たち(ほかにも様々な人種の人たちが15人ほどいます)のイラストがとってもクール。

▲トイレのドアに見る美学 “裏勝り(うらまさり)”
江戸時代に度々発令された贅沢禁止令。特に商人や都市の繁栄を厳しく取り締まり質素な服装が奨励されると、羽織の表は地味、裏の生地を派手にする粋な美学 “裏勝り(うらまさり)” が流行。1階にあるトイレの扉の内側にも驚きの絵が現れます。有名観光地や日本食、伝統玩具などが極彩色で描かれています。現代のコートやジャケットも、表は無地、裏地にデザインの入ったものをよく見かけますね。裏なんばにある裏勝り。覚えておきたい言葉です。
|客室のちょっと過剰なデザインが “オモロイ”
客室タイプは20平米のスタンダードな客室と30平米のデラックスの2種類のみで全167室。デザインのコンセプトは “JON”。Jはジャパン、Oは大阪、Nはなんば日本橋をイメージして、日本の伝統や文化、大阪の賑わい、そしてなんば日本橋周辺のパワフルで種々雑多な躍動感などを表現。日本刀!や襖のイメージ、ときには大阪弁が飛び出すユニークな客室です。

▲客室階の廊下も注目
エレベーターホールのカーペットは一見するとモダンな幾何学模様ですが、亀甲柄や矢羽根(やばね)文様など日本伝統の「和柄」を組み合わせています。さらにフロア表示の書体は葉っぱが大集合するナチュラル感。廊下に設置されたウォーターサーバーには、海外からのゲストにも判りやすいイラスト付きです。

▲「デラックスキング」30平米
2タイプある客室のうち広いデラックスは、さらにベッドを選べるツインとキングの2タイプを用意。キングには、アメリカ・シーリー社のベッドが1台置かれ、マットレスのサイズは180cm × 200cmです。

▲ヘッドボードのアートはまさに「なんば」
全ての客室のヘッドボードを飾るのは大阪出身アーティスト ZAnPon(ザンポン)氏のカラフルな絵。「黒門市場の活気に満ちた客寄せの声、食欲を刺激する魅力的な匂いや湯気、引き寄せられるお客様の高揚感、そして食べ物を頬張るリズムや感覚が表現(同ホテル資料より)」。大阪なんばの躍動感に満ちた街の活気そのものです。

▲環境にも気を配る備品
室内は温もりのある木目に加え、丸みを帯びた家具やミルクペイントのグリーンなどのミッドセンチュリースタイルです。再生素材の生地を使ったソファや廃プラスチックで出来たテーブルなど、アップサイクルした家具で環境にも気配り。さらにミニバーの取っ手は茶さじをイメージするなど、随所に和を感じるモチーフをちりばめています。そしてテーブルサイドに並ぶスツールには持ち手がついて、移動する時に便利でした。

▲ユニークすぎる和の装飾
遊び心いっぱいで、時には驚かされるインテリアも見どころです。ハンガーラックのサイドバーは日本刀(もちろんレプリカ)。着物のイラストもユーモラス。フロアスタンドの照明にも刀の柄が使われます。さらに巻物のイラストは読書灯の説明ですが、外国人に日本の巻物が理解できるかは不明です。

▲壁のラックもクールジャパン
ラックには亀甲柄を加え、襖(ふすま)をイメージするデザイン。バッグなどをかけられる壁のフックは刀の鍔(つば)になっています。そのほかホテルからのメッセージなどは、巾着をはじめイラストや、今や世界的な人気を得ているマンガの吹き出しなどに留められます。

▲「なんでやねん」な水回り
デラックスルームはダブルベイシンを採用。壁のイラストをよく見ると大阪ならではの言い回し「nandeyanen(なんでやねん)」と読めるアートで、実は言葉の “お土産” です。バスルームは全室レインシャワー付きのシャワーブース。バスアメニティにはニューヨーク・ブルックリン発の「APOTHEKE(アポテーケ)」で、保湿力のあるアロエやココナツなど天然成分を配合しています。
|もう一方のスタンダードな客室
20平米の客室は、クイーンやツインのほか、大阪の街の風景が見えるシティービューなどをそろえます。

▲20平米の「ツインルーム」
ベッドは幅110cm × 長さ200cmが2台置かれます。室内や洗面などに施されたデザインやアート、アメニティなども「デラックス」と同じ内容です。

▲パジャマやマグカップも全室共通
パジャマはちょっと厚手の生地で、着心地のいいセパレートタイプ。ダークグレーに青いストライプとホテルのロゴが入るお洒落なデザインです。さらにロゴ入りのマグカップには ZAnPon 氏が描いたヘッドボードのアートをデザイン。気に入ったら購入も可能です。
まさに大阪!まさになんば!そんなホテルに泊まるなら【キャプション by Hyatt なんば 大阪】こそおすすめです。個性的やユニークの、さらに上を行く “オモロイ” ホテルは泊まってみる価値あり。今まで体験したことのないホテルステイを満喫してみてくださいね。<text&photo:湯川カオル子 予約・問:キャプション by Hyatt なんば 大阪 https://www.hyatt.com/caption-by-hyatt/ja-JP/osacp-caption-by-hyatt-namba-osaka>
2026/09/05| TAGS: lifestyle
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