色を抑え、ベージュやブラウン系でまとめる「ミュートメイク」。派手になりすぎず、大人っぽく見えるからと取り入れている人も多いのではないでしょうか。ただ、2026年秋は“色を使わない”だけでは、少し物足りなく見えることも。淡くまとめるだけではなく、陰影や明るさ、質感にわずかな違いをつけることで、静かな奥行きを感じさせる仕上がりへ。少し前までの“正解”をそのまま続けていると、かえって顔印象が平坦に見えてしまうことがあります。

▲色も明るさも質感もきれいにそろえたミュートメイク。上品な一方、顔全体が均一に見えると、やや平坦な印象になることも
「色を消すほど今っぽい」はもう古い?
ミュートメイクというと、ベージュやブラウンなど肌なじみのいい色を使い、できるだけ彩度を抑えるイメージ。もちろん、色を控えること自体は今も有効。ただ、すべてを淡くすると、目元までぼんやりして顔の立体感が弱く見えることがあります。
意識したいのは、色を増やすのではなく“淡さの中に陰影を残す”こと。目尻やまつ毛際だけほんの少し深くするなど、小さな濃淡をつけるだけでも表情に奥行きが生まれます。
目元・頬・リップを「全部同じ」にしない
目元も頬もリップも似た色でそろえるワントーン仕上げは、ミュートメイクの定番。でも、色だけでなく明るさまできっちり合わせると、顔の中に視線が止まるポイントがなくなってしまうことがあります。
そこで、目元は軽く、頬にはごく淡い血色を残し、リップだけ半歩深く。色の方向性はそろえながら、小さな“ずれ”を残すことが、今っぽく見せるポイントです。

▲低彩度はそのままに、目元の陰影、頬の淡い血色、リップの深みに少しずつ差を。大きく色を足さなくても、顔に自然な奥行きが生まれます
質感まで全部マットにそろえない
色を抑えたメイクは、質感までマットに統一すると落ち着いた印象に。ただ、肌も目元も唇も同じ質感にすると、顔全体がフラットに見えやすくなります。
2026年秋は、マットかツヤかをひとつに決めず、パーツごとに質感を少し変えてみるのもひとつ。目元はさらりと仕上げながら、まぶたの一部には繊細な光を。肌はセミマットを基本に頬骨には自然な湿度を残し、リップにはやわらかなツヤを添えましょう。全面的にツヤを足すのではなく、光る場所を小さく限定することで、淡い色の中にも立体感が生まれます。
ミュートメイクが少し古く見えてしまう理由は、「色を消す」「全部同じトーンにする」「質感までそろえる」といった少し前までの“正解”を、そのまま続けているからかもしれません。“きれいにそろえる”から“あえて少しずらす”へ。淡さの中に静かな深みを作ることが、大人のミュートメイクを今の空気へ更新するヒントになりそうです。<取材・文:beauty news tokyo編集部> ※画像は生成AIで作成しています ※本記事は、2026年秋のメイクトレンドや一般的なメイクアップの知見をもとに編集部が構成しています
2026/09/06| TAGS: 2026夏
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