「靴下を履くとき、以前よりかがみにくくなった」「床に落としたものを拾うとき、体が硬く感じる」といった体の変化に心当たりありませんか?体の柔軟性は、年齢だけでなく、日頃の活動量や体を動かす機会によっても変わるもの。同じ姿勢で過ごす時間が長くなると、筋肉や関節まわりに動かしにくさを感じることもあります。「年齢だから仕方ない」と決めつける前に、普段の体の使い方と、無理なく続けられるストレッチを見直してみましょう。
体が硬く感じるのは“年齢だけ”が原因ではない
以前は何気なくできていた前かがみの動作が窮屈に感じられるなら、股関節や太もも裏の柔軟性が関係しているかもしれません。特にデスクワークなどで座っている時間が長い人は、日常生活で股関節を大きく動かす機会が少なくなりがち。筋肉や関節を動かす範囲が限られることも、体の硬さを感じる一因になります。
一方で、柔軟性には個人差があり、硬さを感じる部位や原因もさまざま。まずは普段どのくらい体を動かしているか、同じ姿勢で過ごす時間が長くなっていないかを振り返ってみましょう。
椅子に座ってできる“太もも裏ストレッチ”
前かがみの動作に関わる太もも裏の筋肉(ハムストリングス)を、椅子に座ったままゆっくり伸ばしてみましょう。安定した椅子に浅めに座り、片脚を前方へ伸ばして、かかとを床につけます。つま先は上に向け、反対側の足裏は床につけたままにします。

背中を丸めず、伸ばした脚の方向へ、股関節から上体をゆっくり倒しましょう。太ももの裏側が心地よく伸びる位置で15〜20秒ほど保ち、反対側も同様に行います。ポイントは、無理に深く前屈しないこと。伸ばした脚の膝は無理に伸ばしきらず、軽く曲がっていても構いません。首から背中まで自然なラインを保ち、反動をつけずにゆっくり伸ばしましょう。呼吸を止めず、痛みのない範囲で行うことも大切です。
ストレッチは“行うタイミング”を決めて習慣に
柔軟性を見直すうえで意識したいのは、一度に大きく伸ばすことよりも、日々の生活の中で無理なく続けること。例えば、デスクワークの休憩中や入浴後など、取り入れやすいタイミングを決めておくと、習慣にしやすくなります。
また、ストレッチだけでなく、長時間座り続けないことも大切。仕事の合間に立ち上がったり、少し歩いたりして、同じ姿勢が続く時間を減らしてみましょう。最初からストレッチのために長い時間を確保する必要はありません。まずは仕事や家事の合間に、短い時間でも体を動かすことを意識してみてください。
体の柔軟性を見直すときは、前屈でどこまで手が届くかだけでなく、靴下の履きやすさや前かがみの動きやすさにも目を向けてみましょう。まずは椅子に座って太もも裏をゆっくり伸ばすことから。普段の動きやすさを確かめながら、無理のないペースで続けてみてください。<取材・文:beauty news tokyo編集部> ※画像は生成AIで作成しています ※本記事は、一般的な健康管理、運動生理学および柔軟性に関する知見をもとに、編集部が構成しています ※強い痛みやしびれ、急な動かしにくさがある場合は、ストレッチを無理に続けず、医療機関に相談してください
2026/10/16| TAGS: beauty
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