気になる男性から「週末、あの映画観に行かない?」と誘われたら、期待するなという方が無理ですよね。
仕事帰りに何度か話した相手です。
私は前の晩から、着ていく服をベッドに並べて悩んでいました。
待ち合わせで聞いた、もう1人の名前
当日は新しいブラウスで駅前へ。
「お待たせ」と声をかけた私に、彼はスマホを見ながら一言。
「佐藤さんも来るよ」。
私も知っている同僚の名前でした。
「そうなんだ」と平然を装いながら、急にブラウスの袖口が恥ずかしくなります。
そう、彼は一度も“2人で”とは言っていなかったのです。
映画より、隣の席が気になった
3人でチケットを買い、私の席は佐藤さんの隣。
映画は面白いのに、ロビーで彼と目が合うたび、勝手に浮かれた自分が居たたまれなくなりました。
でも、誘われてうれしかった気持ちまで嘘にはできません。
帰り道、「面白かったね」と笑う彼に、私は素直に頷きました。
次の誘いは、自分から
帰宅後、お礼のLINEに「またみんなで」と打ちかけて、手が止まります。
ここで曖昧に流せば、きっとまた同じ思いをする。
「今日はありがとう。今度は2人でお茶しませんか」
短い一文を、送信まで何度も読み直しました。
返事を待ちながら、ブラウスをハンガーへ。
空回りした一日でも、この服を嫌いにはなっていません。
待っているだけでは、関係は一歩も進まないのですから。 ※画像は生成AIで作成しています ※本記事は、編集部が取材した体験談をもとに、プライバシーに配慮して一部内容を編集・構成しています
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2026/10/10| TAGS: lifestyle
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