仕事から帰ってスマホを開くと、未視聴の配信がまた増えていました。
見たい気持ちはあるのに、家に着くころにはもうクタクタ。
そんなとき、推し仲間から何気なく聞かれたんです。
「配信、まだ見てないの?」
責められたわけではないのに、そのひと言が妙に引っかかりました。
「ファンなのに知らない」は嫌だった
そこから私は、寝る前にたまった動画を見るようになりました。
「これだけは今日中に」
「次の配信までに追いつかなきゃ」
眠くても再生して、時間がなければ倍速。
見終わるたびに少し安心して、また次を開く。
いつの間にか、“楽しむ”より“消化する”感覚の方が強くなっていました。
見たはずなのに、思い出せなかった
ある日、推し仲間と話していたときのこと。
「昨日のあの場面、よかったよね」
そう言われて、私は一瞬固まりました。
見たはずなのに、どんな場面だったかほとんど思い出せなかったんです。
その夜、再生待ちの一覧を眺めながら思いました。
私、何のためにこんなに急いでるんだろう。
“追いつく”のをやめてみた
それから、全部を見るのをいったんやめました。
代わりに、前から気になっていた1本を選んで、倍速にせずゆっくり見ることに。
笑ったり、気になった場面を巻き戻したり。
見終わったあと、久しぶりに「楽しかった」と思いました。
全部知らなくてもいい。少しくらい遅れてもいい。
好きなものを、好きな気持ちのまま楽しめる方が、私には大事だったみたいです。 ※画像は生成AIで作成しています ※本記事は、編集部が取材した体験談をもとに、プライバシーに配慮して一部内容を編集・構成しています
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2026/10/10| TAGS: lifestyle
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