その日は朝から、彼からの連絡を待っていました。
前日の夜に「明日またLINEする」と言われていたからです。
昼前、スマホが震きました。
届いたのは、短いメッセージ。
「今日は家族と出かけてくる」
分かっていたはずなのに
既婚者だということは、最初から分かっていました。
休日に連絡が減ることも、家族との予定が優先されることも。
それなのに、その一文を見た瞬間、胸がざわつきました。
「そっか。楽しんできてね」
そう返して、スマホを伏せました。
本当は、そんな風に思えていませんでした。
想像以上に「家族」という言葉が重かった
いつもなら「今日は無理」「また連絡するね」で終わることが多かった彼。
だから余計に、「家族」という言葉が引っかかりました。
今ごろ奥さんと一緒なのかな。
どこに行ってるんだろう。
考えないようにしても、勝手に想像してしまいます。
何度もスマホを手に取っては、画面を消しました。
夜になって彼から届いたLINE
夜、彼からまた連絡がきました。
「今帰った。今日は疲れた」
いつも通りの文面でした。
私は少し迷ってから、
「おつかれさま」
とだけ返しました。
分かっていたはずなのに、「家族」という言葉だけは、思っていたよりずっと重く感じました。
あの日から、その言葉を見るたび、少しだけ胸が痛くなります。
※画像は生成AIで作成しています ※本記事は、編集部が取材した体験談をもとに、プライバシーに配慮して一部内容を編集・再構成しています
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2026/10/11| TAGS: lifestyle
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